阪急文化財団ブログ

2011早春展「書道コンテスト」開催しました!

今日は、午後2時より、マグノリアホールにおいて、

書道コンテストの講評会と表彰式を行いました。

 

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このような形で行いました。

 

講評は、審査もお願いいたしました、

日展会友 小林逸光先生です。

 

課題の作品を先生ご自身もご揮毫いただき、ご講評いただいた後、

コンテストに応募いただき、本日参加していただいた方の作品をそれぞれ講評していただき、

今回のコンテストで優秀賞に選ばれた方の講評もいただきました。

みなさん、熱心に聞いておられました。

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(これは応募された作品を講評いただいているところです)

その後は、優秀賞の方の表彰式です。

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優秀賞の方には、小林逸光先生がご指導いただいて制作された「墨」と、

また、参加者全員に、逸光先生がご揮毫いただいて制作されたハンカチを配りました。

逸翁忌

ぎゃ、更新が2カ月近くも空いてしまいました・・。

すみません(汗)

 

さて、1月25日(火)は、毎年恒例の「逸翁忌懸釜」でした。

今年で、なんと54回目を迎えるわけです。

今年は、裏千家の佐藤宗紀先生とそのお社中の皆様にお願いいたしました。

佐藤先生は、旧館にいたころのお呈茶でお世話になっていた先生です。

 

 

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ばばーんと、正門に看板が。

今年は天候に比較的恵まれたおかげで、

寒さにガクガクブルブルすることも少なかったので、良かったです。

今年も大きな混乱もなく、300人を超えるお客様に御来館いただき、

逸翁愛蔵のお道具でお茶を楽しんで頂きました。

来年も10月頃から申込みを受付けますので、

皆様、どうぞ忘れずにお申し込みくださいね☆

来年は武者小路千家の木津先生が御担当です。

 

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只今は、古筆の展覧会を開催中です。

「え、古筆ってよくわかんないから・・・」

とか敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、

料紙の美しさや、流れるような文字の美しさなど見所満載!

 

また、2月6日までが前期展示ですが、

ここでは、藤田美術館さんと白鶴美術館さんからお借りした、

古筆手鑑(古筆切をいっぱい貼りこんだアルバムのようなもの)は、

この前期展示までしか見ていただけません!

ほんとうに、貴重な手鑑ですから、どうぞお見逃しなく。

◆早春展「古筆と平安の和歌 -料紙と書の美の世界―」3月6日まで開催!

 

カフェIAM スイーツ祭り開催中!

美術館の中にある、カフェIAMで、年末イベントとして、

「IAM(イアム)スイーツ祭り!」が開催中です。

  邸宅レストラン「雅俗山荘」特製スイーツが食べ放題なんです。   生スイーツ3種+焼き菓子食べ放題+コーヒー紅茶お替り自由で、参加費2,000円(消費税込)   生スイーツ3種   このボリュームに、焼き菓子バイキングがついてきます。     焼き菓子     期間は12月7日(火)~24日(金)までの月曜日を除く16日間   毎日午後2時30分から午後4時まで。 先着28名様でお申し込みは、072-751-1303です。   今日食べてきましたが、とっても美味しかったです! 美術館はただいまは展示替のため休館中なのですが、 カフェは営業していますので、是非お試しください!

ギャラリートークを開催しました

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本日、ギャラリートークを開催しました。

だいたい20名様ほどでしょうか。

スタートしたときは、10名もいらっしゃらなかったので、

気づいたら2倍くらいになってましたねー。

ありがたいことです。

写真のどこかに、私も写りこんでいますねぇ。

 

話の途中で、笑いをとろうとするのは、

やっぱり私が関西人だからなのでしょうか(笑)

ちょっと笑っていただけたので、よかったです。救われます。

て、別に芸人さんではないので、笑いを狙いにいかなくてもいいのかもしれませんが・・。

 

学芸員によるギャラリートークは、展覧会の会期中に1~2回ほど行う予定です。

次は、1月15日からの古筆展の中で行います。

(次は自分が担当ではないから、ちょっとホっとしてます。内緒です)

 

では、来週はこの展覧会のイベントとしては最後になる、

守屋雅史先生による、講演会を行います。

みなさま、是非本物の専門家によるお話をお楽しみに!

先生のテーマは、「茶の湯と明清の貿易陶磁―古染付と呉州手を中心に―」です。

お茶を習われているかたも、そうじゃないかたも、必聴ですよ!

山梨県立美術館「小林一三の世界展」

すっかり更新が遅くなってしまいました・・。すみません。

もう、霜月、11月ですね。

今年も残すところ、2か月を切っております。

ほんと、一年が経つのが早いものです。

 

さて、今日は、山梨県にある、山梨県立美術館というところで行われている、

「小林一三の世界展」についてご案内したいと思います。

 

展覧会タイトルが示す通り、この展覧会では、

小林一三のコレクションが展示されています。

 

当館からも重要文化財10点を含んだ、約50点を出品しております。

そのほかに、池田文庫や各所蔵者の方から資料を集めて展覧会をしています。

 

山梨県は小林一三の生まれた土地です。

すなわち、初めての里帰り、ということになります。

 

よく、歴史の教科書や、NHKさんの歴史情報番組でも登場する、

重要文化財「豊臣秀吉画稿」を始め、名品ばかりを展示しています。

関東近郊の方、この機会にぜひ、小林一三コレクションに触れてみてください。

資料の方でも、私も初めてみる写真などが展示されているので、見ごたえ十分ですよ。

 

逸翁美術館では、12月5日まで、

「中国陶磁の美 -悠久の歴史―」を開催しています。

こちらも併せてご覧いただければ幸いです。