阪急文化財団ブログ

ギャラリートーク 2011.11.10

今日はギャラリートーク。
この展覧会では最後です。
 
最後といっても2回しかしていませんが・・。
 
今日は20人くらいいらっしゃったでしょうか。
いつもありがとうございます。
 
 
今回は展示でいうと後期の前半にあたります。
つまりは、第3期ですね。
今の第3期は明日で終わりですので、
来週の火曜日からは観ていただけない作品を中心に説明させていただきました。
 
とても熱心に聞いていただきました。
 
この展覧会は火曜日からの4期3週間でいよいよ終了します。
この機会にぜひ、「源氏絵」の世界に触れてくださいね。
 
来週17日土曜日は当館館長伊井による講演会です。
13時から座席券を配布し、14時から開始します。
是非お越し下さいね♪

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
展覧会について詳しくはこちらから
「源氏物語 -遊興の世界-

リ・スタート

さて、この写真の人は誰でしょうか?

 
イブニングコンサート


 
2日金曜日、宝塚ホテルで行われた、
「懐かしの宝塚 イブニングコンサート」の出演者さんです。
 
 
あれ、この人、美術館で見たことあるような・・
そう思った方は当館にお越しになったことがある方ですね。
ありがとうございます!
 
 
出演者は、元タカラジェンヌ・朝峰ひかりさんです。


今は、当館でホール主任としてばりばりと活躍されているわけなのですが、
この日は、退団後初めてのステージに立たれるとのことで、
財団職員も応援に行きましたよ~♪
 
いやー、素晴らしかったです♪
退団して3年も経ってるとはおもえませんでした。
合計で12曲も熱唱してくれました!
私の一番のお気に入りは、彼女が座右の銘にしていると言っていた、「ケ・セラ・セラ」ですね 
(翌日も頭の中でずーっと歌が流れてたくらいに)
  
いつかは、当館マグノリアホールで大好評で開催されている、
逸翁コンサートシリーズに出演もあるかも!?
 
 
というわけで、朝峰さん、もとい林ホール主任に会いたい方は、
当館のホールで開催される音楽コンサートや、
展覧会に関連して行われる講演会にGo!

さてここはどこでしょう?

勇壮なお姿のこのお城はどこでしょう?
 
IMG_20121002_132232

 
 
 
 
 
 
 
 
正解は・・・・・・・「松江城」ですね!
この写真、私のスマートフォンで撮ったんですけど、
思いがけずいい感じに撮れました!(自分で言ってみる)
とても青空がキレイで、絵はがきみたいじゃないですか?(笑)
 
 
 
で、何故、松江城の写真があるかといいますと、
先だって、松江に行ってきたからですね。
もちろん、仕事ですよ。観光じゃないです。
説得力ないですけどね(笑)
 
時間があいたので、行ってみました。
というわけで、来年は松江に関係する何らかの展覧会を予定しているというわけです。
 
 
どうぞ、お楽しみに。
        

源氏香体験・匂袋作り体験

今日は、二部にわかれて、
源氏香体験と匂袋作り体験を行いました。
 
まさに秋晴れといういいお天気の中、
小林一三記念館の茶室において開催しました。
 
この香イベントは逸翁美術館秋季展「源氏物語 -遊興の世界-」にちなんで開催しました。
京都にある山田松香木店様に全面ご協力をいただき、
無事開催することが出来たイベントです。
この場をかりまして、深くお礼申し上げます。
 
 
第一部の源氏香体験は、源氏香52種類の中から当てる遊びです。
5つの香木を5つ小分けにしたものを作成し、25個の袋を作ります。
その中から無作為に5つ選びだし、その5つを焚いて、
何番目の香と香が同じ匂いであるのか、
はたまた違う匂いであるのかを当てるのですが、
なんといっても52種類もありますし、非常に難易度が高い遊びですね。
この52種類をそれぞれ、『源氏物語』五十四帖にあてて名前が付けられています。
(最初の「桐壺」と最後の「夢の浮橋」はあててられていません)
 
今日の答えは「蓬生」だったそうです。
つまりは、1番目と2番目はそれぞれ違う香り、3番目から5番目までは同じ香りで、
1番目とも2番目とも違う香りだったようです。
 
なんと、正解の方はお一人いらっしゃったようです。
ブログへの登場をお願いしてみましたが、
NGとのことでしたので、
開催風景だけを載せておきますね。
(画像は少し加工処理をしておきます)
 
2012.10.13
 
 
 
このような形で行われました。
 
第二部、匂袋作り体験は、
このような形でご用意いただいていた8種類の香木を、
 
006-1
 
 
説明いただきながら、まず基本となる香を作るために、
8種類とも混ぜ合わせます。
そして基本となる香が出来ましたら、そこに後は自分の好みで加えて行きます。
 
といってもこれがなかなか難しい。
自分の思うような香りになかなかならないんですよね。
みなさん、和気藹々と、あーでもない、こーでもないと色々と加えられて、
世界に一つしかないオリジナルの匂袋を作り上げておられました。
  
もう一度同じ香りを作れといわれても無理ですね(笑)
  
私たちも隅っこでひっそりとこちらの匂袋作りには参加してて、
こんな可愛らしい匂袋が出来上がりました。
 
012-1
 
可愛いですよね。
残念ながら今回の一度だけしかこのお香イベントはないのですが、
ご協力いただいた山田松香木店様では、
随時このような体験をされていらっしゃいますので、
こちらからご確認いただかれたらどうでしょうか?
→【山田松香木店】
 
  
こういった催し物は阪急文化財団では随時開催しています。
友の会の会員様優先でご予約をお受けするイベントが殆どですので、
この機会に是非、御入会ください。
→【友の会については詳しくはこちらから】
 
 
現在展示中の展覧会については、
→詳しくはこちらから【逸翁美術館:「源氏物語 -遊興の世界-」】
             【池田文庫 :「宝塚歌劇の源氏物語」】
             【小林一三記念館:「小林一三と百貨店
                            -世界初のターミナルデパートの誕生-」】
 
庭では萩が咲き始めていました。

 002-1


東儀さんの音色に酔いしれました

今日は休館日ですが、
東儀秀樹さんのコンサートを開催するために特別に開館しました。
 
天気はあいにくの雨でしたが、
大勢のお客様にお越しいただきました。
ありがとうございます♪
 
今回は東儀さんのバックに、初公開の屏風を展示し、
その前で演奏頂くという企画でしたが、
自画自賛になりますが、素晴らしかったです。
 
狩衣姿でご登場された東儀さんを裏方で初めて見たとき、
思わず、
「めっちゃかっこいい・・・(うっとり)」
と言ってしまったくらい格好良かったです(内緒ですよ)。
 
笙と篳篥(ひちりき)と龍笛を今回は演奏いただきました。
それぞれの楽器の音色についても詳しくご説明いただいて、
あまり普段慣れ親しむことのない雅楽の楽器ですが、
お客様もよくわかっていただけたんじゃないかなぁと思います。
 
また、東儀さんは源氏物語屏風についてもご説明していただいて、
特に『源氏物語』の中でも雅楽と関係があるということで、
登場人物の柏木から、不義の子である薫に龍笛が伝えられていた事や、
蹴鞠のスペシャリスト(ご本人談)とのことで、
蹴鞠を蹴った際に出る音などについても詳しく楽しくお話いただきました。
 
さすがに『源氏物語』についてもご造詣が深いんですね。
 
タイムマシンが出来たら、清少納言のもとにいって
『枕草子』の中で清少納言が篳篥(ひちりき)の音が嫌いと言っていたので、
そっと耳元で(上手くふくと)こんな音なんですよ、と伝えたい、
と言われていたのが印象的でした。
 
1時間半があっという間で、
もっと素晴らしい演奏とお話に聞き惚れていたかったです。
 
また、東儀さんにお越しいただけたらこんなに嬉しいことはないですよね!