阪急文化財団ブログ

明日から早春展開幕です

明日から早春展「花・はな・HANA -(重文)呉春筆白梅図屏風期間限定公開」を開催します。

本日は、ただいまから内覧会です。

展示室には、日本画洋画をはじめ、日本・中国・西洋の焼き物など、

「花」に関係する作品を展示しています。

 

また、2年に1度しか公開しない、当館代表作、重要文化財 呉春筆「白梅図屏風」は、

明日1月18日から2月16日までの期間限定公開になっていますので御注意ください!

 

まだまだ寒い日々が続きますが、展示を御覧いただいて、

一足早い「春」を感じていただければと思います。

 

福岡市美術館に行ってきました

大変遅くなりましたが、みなさま明けましておめでとうございます。

本年も、このあまりにも不定期すぎるブログにお付き合いいただければ幸いです。

ということで、本日は昨日福岡市美術館さんに行ってきたのでご報告を。

現在福岡市美術館さんでは、「茶の湯交遊録 小林一三と松永安左エ門」展を開催されています。

この展示は、昨年当館にて秋季展第1部として開催した「茶の湯交遊録 小林一三と松永安左エ門」の展示と同じものです。

共同企画展なので、今は福岡市美術館さんで開催されているわけです。

大阪で見逃した方で、福岡に行くチャンスがある方は是非ともお立ち寄りいただければと思います。

松永安左エ門コレクションの中からも名品ばかりを出していただきましたが、

当館からの出品物も重要文化財9点を含む52点です。

これだけの重要文化財が一度に当館以外の展覧会で展示されることは非常に貴重な機会です。

 

また、昨日は、展覧会に関係する講演会として、

「松永安左エ門 電力再編成と茶を語る~NHKラジオ番組の音声復活!」を聴講してきました。

NHKさんの協力で著作権関係をクリアにしたものの、いつでも聞ける音源ではない貴重な音源とのこと。

電力再編成についてや、福澤諭吉翁について、茶についてなど御本人の音声で語られる言葉には深みがあり、

大変勉強になりました。

丁度タイムリーにも、黒田官兵衛の言葉を使って茶や社会に使っても語っておられたのは面白かったです!

ただ想像していたよりも声が高かったのには驚きました。

ちなみに逸翁も声は高めなのですが、

講演会を聞きながら逸翁の声を聞いていただけるような企画も出来れば面白いのかな?と思いました。

いかがでしょうか。

 

 

さて、当館の早春展「花・はな・HANA -(重文)呉春筆白梅図屏風 -期間限定公開」の開幕まで後1週間を切りました。

来週から展示作業が始まります。

新年を寿ぐのに相応しい華やかな作品で展示室を彩ります。

お楽しみに!

友の会秋の見学旅行開催しました

おはようございます。

台風26号が日本列島に猛威を揮ってしまいましたが、皆様のところでは被害等ありませんでしたでしょうか。

そんな台風一過な昨日16日、当財団では友の会秋の見学旅行を開催しました。

ぎりぎりまで、開催できるのかどうか危ぶんでいたのですが、

近畿地方は朝の時点では、霧雨が時折風に運ばれるように降るものの、なんとか天候も回復。

無事バスにのって出発となりました。

まず最初の目的地である、丸益西村屋さんへ。

台風の後のせいかはわかりませんが、思ったよりも早く着いてしまいました。

二条城の上空にほんの一瞬だけ「虹」がかかっているのを発見し、バスの中でテンションがあがります。
西村屋①
皆さん熱心に、京友禅の友禅染体験をされていました。
西村屋⑤
みなさん熱心にお話を聞いていますね。 そして、出来上がった作品はこちら。
西村屋⑧
これは風呂敷ですが、素敵ですよねー。 型に沿ってやるのですが、みなさん5枚型だの4枚型だの大作にチャレンジされていました。 撮影御協力いただいたW様、ありがとうございます! その後、お昼ご飯を食べに移動しましたが、これまた時間に余裕が。 というわけで、平安神宮散策に。
平安神宮②
おみくじを引いてみたら「小吉」でした・・・・いいのか悪いのか。。 気を取直してお昼ご飯は手をけ弁当で有名な「六盛」さんへ。
六盛①
上品な炊き合わせ、季節のご飯は松茸ご飯でした。美味しかったです。 その後、本日のメインイベントでもある「碧雲荘」へ!! またも時間に余裕があったので、南禅寺散策。
南禅寺
つい最近まで真夏日だったりしたこともあり、紅葉はまだまだといったところですね。 さて、それでは定刻になったので碧雲荘へ!! ・・・・すみません、残念ながら庭園内は写真はNGとのことでありません。 素晴らしい日本庭園に参加者の方からも感嘆の声があがっていました。 御殿内にも上がらせていただけたのは、本当に嬉しかったです。 1時間ほどじっくりと御案内いただき、堪能させていただきました。 こちらの写真はせめてもの・・東門の写真です。
碧雲荘(東門)
台風後とのことで、お庭のお掃除なども大変な御苦労をおかけしてしまったことと思います。 碧雲荘の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。 その後は最後の行程、お隣の野村美術館さんで現在行われている、「開館30周年記念展Ⅱ」の前期展を観覧。 学芸員の桐山様にお話をお伺いし、2班に分かれて館内を拝見しました。 ここでも素晴らしい名品の数々に皆様もうっとりされていらっしゃったように思えます。   これで全日程を終了し、池田にて解散いたしました。 今回ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。 また、残念ながらお申し込みいただいたにも関わらず定員になってしまいお断りしてしまいました方々、 また来年も喜んでいただける企画をご用意できればと考えておりますので、 来年お会い出来ることを楽しみにしております。

19日山村流六世家元山村若さんの公演があります!

すっごく久しぶりの更新になってしまいました・・・(汗)

 

10月に入りました。

めっきり秋らしく・・・なっていませんね。

今年の異常気象はどういったことでしょうか。

昨日新潟の方でこの時期に真夏日を観測したとか・・・。

台風の影響もあるんでしょうが、ちょっとそろそろいいかげん、日本の美しい四季にならって、秋めいてきてほしいものですね。

 

さて、ここでお知らせです。

10月19日(土)の午後3時より、逸翁美術館内マグノリアホールにて、

上方舞の山村流六世宗家 山村若さんの舞とトークの公演を開催します。

 

題して、

「小林一三が愛した伝統芸能 ~日本舞踊~ -洋楽と日本舞踊の融合-」です。

 

この夏、マグノリアホールに所作台が備わったため、夏の狂言に続いて、今度は日本舞踊をご覧いただきます。

 

ご出演頂く、山村若さんは、舞踊家であり、宝塚歌劇、歌舞伎、OSKなどで振付家としても大活躍されています。

 

上方舞は、当然邦楽で舞うのですが、小林一三が創設した宝塚歌劇ではオーケストラによる洋楽での舞踊です。

邦楽の時と洋楽の時と、振付されるのはまったく違うものなのでしょうか?

山村若さんは、来秋には三代目山村友五郎の名跡を襲名されます!

友五郎さんは、江戸時代後期に歌舞伎の振付師として活躍した方です。

今、大阪松竹座の「十月花形歌舞伎」では、「半沢直樹」の金融庁の黒崎さん役で大ブレイク中の片岡愛之助さん主演の「大坂純情伝」が上演されています。

これも山村若さんの振付です!

歌舞伎公演なので、もちろん邦楽ですが、三味線の音色が・・・・

・・・・あら、タンゴ??

この群舞は、新しいジャンルなのでしょうか?

この辺りのことも、突っ込んでお話をお伺いしたいですよね。

 

お話の後には、若さんによる華麗なる舞をご覧いただきます。

 

チケットは好評発売中です。

是非お申し込みください。

 

申込みの詳しい方法はこちらから↓↓

http://www.hankyu-bunka.or.jp/sys/topics/article/131

 

私も拝見するのが楽しみです!

 

 

本日より夏季展開幕しました

おはようございます。

さ、今日から3連休という方も多いのではないでしょうか?

朝のニュースでも渋滞の道路交通情報を流していましたし、

みなさんお出かけになるんですね。

どうも土日は生憎のお天気のようですね。

何も連休を狙って天気が崩れることはありませんよね。

さて、本日から夏季展開幕しました。

2013.7.13

夏季展「虫と魚の美術館 -日本人が見つめた小さな命」

今回は、絵画や器物などに描かれたり、 そのものズバリな造形をしたモノなどをこれでもかっ、というくらい展示しています。 さながら、昆虫館と水族館が合体したかのような・・・ 2013.713-2 こんな風に展示室内に魚が泳いでいますね。 この夏は是非当館で、日本人が見つめた小さな命を見つけに来られませんか? この展覧会は本日より9月8日(日)まで。 お子様の夏休みの宿題にもオススメの展覧会です♪ 夏季展「虫と魚の美術館 -日本人が見つめた小さな命」は9月8日(日)まで!