阪急文化財団ブログ

旅するTAKARAZUKA展♪

皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

今回は、池田文庫で開催中(〜2014/12/7)の
「旅するTAKARAZUKA--海外公演・全国ツアーの軌跡」展
についてご紹介します!

ご存じ宝塚歌劇は今年100周年を迎えました。
そこでこの展覧会では、この100年に行われた「海外公演」と
「全国ツアー」に関する品を140点ほど展示しています。


「宝塚の展示はもう見たしなー」という方。大丈夫です!
海外と全ツに特化していますので、ほとんど展示品がかぶっていません(笑)
それでいて、いずれも重要なものばかりで、100年の厚みを感じます。

初海外公演の現地ポスター(ドイツ・ドルトムント 1938年)から、
昨年の台湾公演の小道具(柚希礼音さん演じる楚留香ゆかりの品)まで、
幅ひろーくご覧いただけます。
懐かしいスターの写真、直筆サイン、心温まる関係者のお手紙、
貴重な映像もお楽しみいただけます。

海外公演のプログラムやポスターは現地で制作されたこともあって、
私たちが思い浮かべる宝塚のイメージとちょっと違ったりします。
国や時代によって、さまざまなTAKARAZUKAに出会えます。


来年には2回目の台湾公演が予定されています。
歴史を知れば楽しさ2倍。ぜひ池田文庫へお越しください♪

秋季展前期日程終了まであと2日!

こんにちは!
3連休の中日ですが、あいにくの空模様ですね。
今、池田市ではIKEDA文化ラリーを開催中で、
いけだしないのチェックポイントをめぐる人の姿がたくさん見られますが、
雨の中、気を付けていただきたいですね。

当館も文化ラリーに参加してチェックポイントになっています。
参加は無料ですから是非参加してくださいね。

シールだけもらって帰るのではなく、
是非展示も見て帰ってください!

前期展示も残すところあと、今日と明日の2日間です。
前期日程しか見れない作品もありますから、この機会に是非♪

また、初試みのカフェIAMとのコラボスイーツも好評提供中です!
こちらもこの機会に是非ご賞味くださいね(・∀・)

1194.2(HP

この蕪村の鹿の屏風はかなりお久しぶりの展示です!(11月24日)
是非、鹿に会いに来てくださいね。

友の会見学旅行2014開催いたしました♪

昨日10月25日(土)、今年度の友の会見学旅行を遂行いたしました。

今回は「阪神間モダニズムを訪ねて」をテーマに、
阪神間にある近現代建築である、「ヨドコウ迎賓館」「甲子園会館(旧甲子園ホテル)」と、
私立の美術館では日本で3番目の歴史を誇る「白鶴美術館」にお邪魔しました。

昨年は台風の影響が心配されるような天候だったのが、
昨日はまさに秋晴れ!絶好の行楽日和でやや暑いくらいでしたね。

まず最初は「白鶴美術館」へ。
白鶴美術館さんは今年で80周年を迎えられます。

逸翁よりも先輩世代の茶人である白鶴酒造7代嘉納治兵衛氏の収集品を保管公開されている美術館で、
当時のままの建物がなんとも趣きのある美術館さんです。

至る所に「鶴」があしらわれているのも素敵ですね。
学芸員の海原さんに説明頂き、お昼ご飯は「ホテル竹園芦屋」のレストランで松花堂弁当を召し上がっていただきました。
随行員は別のところでランチを頂きましたが、
ちらっと拝見する限り、大変豪華なお弁当で、お客様にも好評でよかったです。

お昼からは、まずは芦屋にある「ヨドコウ迎賓館」さんへ。
お忙しい中、館長様に色々とご説明いただき、見所などを把握した上で館内へ。

DSC_0360

当時の趣きをほぼそのままに残されていらっしゃるので、
中に入ると迷路みたいな作りにびっくりしました。
屋上から大阪湾を望む景色も本当に素晴らしかったです!

そして最後の目的地である「甲子園会館(旧甲子園ホテル)」さんへ。
こちらでは2班にわかれてそれぞれ御案内いただきました。
現在は御承知の通り、武庫川女子大学がキャンパスとしても使用されているため、
キャンパスとして改装された部分と当時のままの趣きの部分とが何とも言えない魅力でした。
(残念ながら写真掲載はNGなので、興味がある方は甲子園会館のHPでご覧ください)

そして最後は、懐かしのバターケーキとドリンクでティーブレイクしていただいて、全行程終了です。
今回も無事に終了できてほっと安堵しました。

阪急文化財団友の会では、毎年1度このような見学旅行を企画し開催しています。
是非ご入会いただき、お楽しみいただければ幸いです。

秋季展「月を愛でる ―うつろいと輝きの美―」開幕しました

今日から秋季展「月を愛でる ―うつろいと輝きの美―」が開幕しました。
初日にも拘わらず、たくさんの人にご来館いただいて、担当者としては、
無事開幕できたので、ほっと胸をなで下ろしています。

今回の展示では、今週8日に日本全国で「皆既月食」でも話題になった「月」をテーマにしています。

「月」は1日の中でも位置をうつろいますし、ひと月の中でも満ち欠けをくりかえし、
一つとして同じ姿を見せません。
そのうつろう様に私たちは情趣を感じ、古来よりその美しさ、輝きを愛でてきました。

「月」が持つ美しさは、書や、絵画、工芸の世界で様々に表現され、
その魅力をが楽しまれています。

黒地神路山蒔絵硯箱

ポスタービジュアルにも使ったこちらの硯箱をはじめ、
様々な「月」にまつわる作品を展示しています。

どうぞ、気軽な気持ちで「月見」を楽しみにご来館ください♪

また、今回はスペシャル企画として、
小林一三記念館内にあるレストラン「雅俗山荘」と、
美術館内にあるカフェIAMとコラボした、
秋季展限定「お月見スイーツセット」が登場しています!

秋季展開催中しか食べられない限定スイーツですから、是非こちらも合わせてお楽しみ下さい。


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秋季展「月を愛でる ―うつろいと輝きの美―」は11月24日まで開催しています。


◆イベント情報◆

■コンサート
11月8日(土)午後2時から 「月を奏でる ―箏 片岡リサ コンサート」
 ※詳細はこちらから

■講演会
11月15日(土)午後2時から 「日本人の心 ―雪月花をめぐって―」 
講師: 公益財団法人冷泉家時雨亭文庫 理事長  冷泉為人氏

■ギャラリートーク
10月18日(土)、11月9日(日)両日とも午後2時から

宝塚歌劇観劇会開催しました

こんにちは。
日中は日差しが照っていると汗ばんだりもしますが、
朝夕はすっかり秋めいて来ましたね。

空を見上げてみても秋の雲が広がっていたり。
最近は日本の四季もどこかあやふやな形で、
暑い夏が終ったと思ったらいきなり冬になってしまったりと、
ゆっくり四季の風情を楽しむことも出来にくくなっていますから、
今年は秋をじっくり楽しめたら良いのですが。


さて、14日(日)に、阪急文化財団友の会の宝塚歌劇観劇会を開催しました。
演目は「三井住友VISAカードミュージカル エリザベート ―愛と死の輪舞(ロンド)―」です。

朝、準備の為に10時頃に大劇場に到着したのですが、
びっくりするくらいの多くの人が並ばれていて、改めてエリザベートの人気のすごさを感じました。

上演回数799階、観客動員数192万3千人と、宝塚歌劇を代表する人気ミュージカルであるとともに、
このたびは、花組新トップスター明日海りおさんがトート役を演じる大劇場お披露目公演ですから当然とも言えば当然ですね。

まずは、お時間までは「宝塚歌劇の殿堂」の展示を各自ご覧いただいた後は、
エスプリホールにてお食事と、朝峰ひかりによるトークショーをお楽しみいただきました。

ランチは宝塚ホテル特製ランチです。

2014観劇会 006

また、トークショーは、「エリザベート」の見所などをわかりやすく解説。
外にいても参加者の皆さまの笑い声が漏れ聞こえてくるほどでした。

2014観劇会 003

「エリザベート」も大変素晴らしく、家に帰っても思わず主題歌を口ずさんでしまうほど楽しかったです。

次回の友の会観劇会をお楽しみに♪