阪急文化財団ブログ

友の会見学旅行2014開催いたしました♪

昨日10月25日(土)、今年度の友の会見学旅行を遂行いたしました。

今回は「阪神間モダニズムを訪ねて」をテーマに、
阪神間にある近現代建築である、「ヨドコウ迎賓館」「甲子園会館(旧甲子園ホテル)」と、
私立の美術館では日本で3番目の歴史を誇る「白鶴美術館」にお邪魔しました。

昨年は台風の影響が心配されるような天候だったのが、
昨日はまさに秋晴れ!絶好の行楽日和でやや暑いくらいでしたね。

まず最初は「白鶴美術館」へ。
白鶴美術館さんは今年で80周年を迎えられます。

逸翁よりも先輩世代の茶人である白鶴酒造7代嘉納治兵衛氏の収集品を保管公開されている美術館で、
当時のままの建物がなんとも趣きのある美術館さんです。

至る所に「鶴」があしらわれているのも素敵ですね。
学芸員の海原さんに説明頂き、お昼ご飯は「ホテル竹園芦屋」のレストランで松花堂弁当を召し上がっていただきました。
随行員は別のところでランチを頂きましたが、
ちらっと拝見する限り、大変豪華なお弁当で、お客様にも好評でよかったです。

お昼からは、まずは芦屋にある「ヨドコウ迎賓館」さんへ。
お忙しい中、館長様に色々とご説明いただき、見所などを把握した上で館内へ。

DSC_0360

当時の趣きをほぼそのままに残されていらっしゃるので、
中に入ると迷路みたいな作りにびっくりしました。
屋上から大阪湾を望む景色も本当に素晴らしかったです!

そして最後の目的地である「甲子園会館(旧甲子園ホテル)」さんへ。
こちらでは2班にわかれてそれぞれ御案内いただきました。
現在は御承知の通り、武庫川女子大学がキャンパスとしても使用されているため、
キャンパスとして改装された部分と当時のままの趣きの部分とが何とも言えない魅力でした。
(残念ながら写真掲載はNGなので、興味がある方は甲子園会館のHPでご覧ください)

そして最後は、懐かしのバターケーキとドリンクでティーブレイクしていただいて、全行程終了です。
今回も無事に終了できてほっと安堵しました。

阪急文化財団友の会では、毎年1度このような見学旅行を企画し開催しています。
是非ご入会いただき、お楽しみいただければ幸いです。

秋季展「月を愛でる ―うつろいと輝きの美―」開幕しました

今日から秋季展「月を愛でる ―うつろいと輝きの美―」が開幕しました。
初日にも拘わらず、たくさんの人にご来館いただいて、担当者としては、
無事開幕できたので、ほっと胸をなで下ろしています。

今回の展示では、今週8日に日本全国で「皆既月食」でも話題になった「月」をテーマにしています。

「月」は1日の中でも位置をうつろいますし、ひと月の中でも満ち欠けをくりかえし、
一つとして同じ姿を見せません。
そのうつろう様に私たちは情趣を感じ、古来よりその美しさ、輝きを愛でてきました。

「月」が持つ美しさは、書や、絵画、工芸の世界で様々に表現され、
その魅力をが楽しまれています。

黒地神路山蒔絵硯箱

ポスタービジュアルにも使ったこちらの硯箱をはじめ、
様々な「月」にまつわる作品を展示しています。

どうぞ、気軽な気持ちで「月見」を楽しみにご来館ください♪

また、今回はスペシャル企画として、
小林一三記念館内にあるレストラン「雅俗山荘」と、
美術館内にあるカフェIAMとコラボした、
秋季展限定「お月見スイーツセット」が登場しています!

秋季展開催中しか食べられない限定スイーツですから、是非こちらも合わせてお楽しみ下さい。


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秋季展「月を愛でる ―うつろいと輝きの美―」は11月24日まで開催しています。


◆イベント情報◆

■コンサート
11月8日(土)午後2時から 「月を奏でる ―箏 片岡リサ コンサート」
 ※詳細はこちらから

■講演会
11月15日(土)午後2時から 「日本人の心 ―雪月花をめぐって―」 
講師: 公益財団法人冷泉家時雨亭文庫 理事長  冷泉為人氏

■ギャラリートーク
10月18日(土)、11月9日(日)両日とも午後2時から

宝塚歌劇観劇会開催しました

こんにちは。
日中は日差しが照っていると汗ばんだりもしますが、
朝夕はすっかり秋めいて来ましたね。

空を見上げてみても秋の雲が広がっていたり。
最近は日本の四季もどこかあやふやな形で、
暑い夏が終ったと思ったらいきなり冬になってしまったりと、
ゆっくり四季の風情を楽しむことも出来にくくなっていますから、
今年は秋をじっくり楽しめたら良いのですが。


さて、14日(日)に、阪急文化財団友の会の宝塚歌劇観劇会を開催しました。
演目は「三井住友VISAカードミュージカル エリザベート ―愛と死の輪舞(ロンド)―」です。

朝、準備の為に10時頃に大劇場に到着したのですが、
びっくりするくらいの多くの人が並ばれていて、改めてエリザベートの人気のすごさを感じました。

上演回数799階、観客動員数192万3千人と、宝塚歌劇を代表する人気ミュージカルであるとともに、
このたびは、花組新トップスター明日海りおさんがトート役を演じる大劇場お披露目公演ですから当然とも言えば当然ですね。

まずは、お時間までは「宝塚歌劇の殿堂」の展示を各自ご覧いただいた後は、
エスプリホールにてお食事と、朝峰ひかりによるトークショーをお楽しみいただきました。

ランチは宝塚ホテル特製ランチです。

2014観劇会 006

また、トークショーは、「エリザベート」の見所などをわかりやすく解説。
外にいても参加者の皆さまの笑い声が漏れ聞こえてくるほどでした。

2014観劇会 003

「エリザベート」も大変素晴らしく、家に帰っても思わず主題歌を口ずさんでしまうほど楽しかったです。

次回の友の会観劇会をお楽しみに♪

夏季展終了まで後4日!

こんにちは。
昨日の雷雨はすごかったですね。

先月に引き続き今月もまた1時間に100ミリを越える雨を記録したとのことで、
全国的にもすっかり池田が有名になってしまいましたね。
こういった災害的なことで名前が有名になるのは避けたいものですが・・。

昨今はほんと突然の天候の変化が多く、しかも危険を伴うことが多いですから、
皆さまもしっかりを日頃から対策をとるなどお気を付け下さい。

そうこうしている間に、現在開催中の展示、
夏季展「お話し美術館」も残すところ後4日になりました。
最終日15日には奥平俊六先生による講演会を開催いたします。
座席券は当日10時から配布いたしますので、
是非ともお聞き逃がしなく!

夏季展「お話し美術館」始まっています!

ushiwakabenkei


毎日暑い日が続きますね!
昨日は休みで所用で出かけていたのですが、
日中に外を歩いていたら、余りの暑さに変な笑いが出そうでした。
人間あまりにも暑いとやっぱりおかしくなるんですね。

というどうでもいい話は置いておいて、
皆さん、暑さ対策には充分注意してくださいね!
外ではもちろんのこと、帽子や日傘などで直射日光をまず遮ることからスタートです。
また、お家の中でも油断は禁物です。
水分補給を忘れずに!

そんな暑さの中、坂の上にある美術館としては、非常に心苦しいのですが、
先週19日より、夏季展「お話し美術館 -ストーリーの場面を描く-」を開催しています。

説話や物語、和歌や俳句などの文学作品をもとにして描かれた絵画は
たくさんあります。
テレビや映画のなかった時代、物語の筋書きをもとに場面場面を描いた
絵巻や草子は、
現在の私たちが漫画やアニメを楽しむように、
当時の人々に楽しまれていたでしょう。

展示室では、大きな弁慶と牛若丸がみなさんをお待ちしています。
暑い中ですが、どうぞご来館ください♪

展示室は涼しいです!
夏休みの宿題にもオススメです!


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詳しい展示情報はこちらから⇒夏季展「お話し美術館 -ストーリーの場面を描く-」