阪急文化財団ブログ

最強寒波到来

今週末の西日本は大荒れのお天気になるようですね・・。
日曜日の最高気温などを見ると、悲鳴が出そうになります。

大雪への警戒はもとより、道路の凍結などの恐れもあります。
充分に注意してこの週末を迎えるようにしてくださいね。

そんな週末ですが、逸翁美術館の展示
「歌舞伎絵看板展 ~文明開化の音がする~」は開催して2週目の週末を迎えます。

「ウオーリーをさがせ」みたいで楽しい!
そんなお声をいただきました。
確かに細部まで見ると思いがけない気付きがあったりでとても楽しいです。
江戸時代の風俗と文明開化後の風俗が合わさって、なんとも言えない魅力になっています。

また、1月25日は「逸翁白梅茶会」です。
ありがたい事に、定員に達しましたので、申込みは締め切らせていただいております。
月曜日も寒いようです。
お茶会にご参加の皆さまはどうぞ充分に温かい服装でお越しください。

美術館は通常月曜日は休館日ですが、
1月25日はお茶会のため開館します。
そのため、翌日26日は臨時休館とさせていただきますので、ご注意ください!


(学芸員A)

歌舞伎絵看板展の開幕まであと7日!

16日から開催する予定の早春展「歌舞伎絵看板展 -文明開化の音がする-」
の開幕まで、早いものであと1週間になりました。

・・・・現在展示室内は準備で大わらわです。

展示室内は、いつもと違う賑やかでお祭のような雰囲気になっています!
歌舞伎絵看板の中には、様々な「文明開化」の姿が描かれています。
じっくり見てみると、山高帽をかぶった人がいたり、
革靴やこうもり傘、懐中時計などを発見することが出来るはずです。
西洋の文化が流れこんでくるハイカラな時代が描かれた絵看板は必見です。

絵看板「弁天娘毒婦小説」明治28年(1895)1月 大阪 中劇場
絵看板「弁天娘毒婦小説」明治28年(1895)1月 大阪 中劇場   現小林一三記念館で美術館として開館していた時代には、 過去に何度か池田文庫所蔵の役者絵展を開催したことがあるのですが、 現在の場所に移ってからは初めてになります。 いつもと違う逸翁美術館の展示をお楽しみに! では作業に行ってきます! (学芸員A)

謹賀新年

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明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い申上げます。 平成28年(2016)が始まりましたね。 今年の干支は「猿」とのことで、 画像は森狙仙という江戸時代後期の画家の描いた「雪中燈籠猿図」です。 今年はどんな一年になるのでしょうか。 皆さまにとって、よい一年になりますように。 ******************************** 新年の展示は1月16日(土)から、「歌舞伎絵看板展~文明開化の音がする~」を開催します。 お楽しみに!

「金銅仏きらきらし」展に出ています!

先週、秋季展「秀吉の時代」が無事終わりました。
お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。

さて現在、逸翁美術館の収蔵品3点が、
大阪大学総合学術博物館で開催中の
「金銅仏きらきらし いにしえの技法にせまる」展
に出品されています。

金銅仏42点の展示のほか、制作技法の紹介や、
「蛍光X線分析」による成分分析をまとめた図録もあり、
この分析方法が金銅仏研究等に与える意義や課題も
知ることができる、とても充実した展覧会でした。

2015年12月22日まで開催とのことですので、
ぜひ足を運んでみてくださいね。

ちなみに場所は、逸翁美術館からわずか3kmほどで、
おとなりの阪急石橋駅が最寄り駅です。
小林一三記念館や池田文庫とのハシゴも可能です♪

ワニ

写真は博物館エントランスの壁をはう、マチカネワニ。
他の常設展も見どころ満載です。

(学芸員Y)

ホンモノの秀吉が見られるのも後4日

ただいま開催中の「秀吉の時代 ―桃山美術の光と影―」展は、
残すところ後4日となりました。

展覧会は10月から開始したのにあっという間に12月、師走です。
ほんと時間がたつのは早いですね。
そろそろ年賀状を用意したり、大掃除をしたり、
新しい年を迎える準備をじわじわとする時期です。

師走という落着かない時期ではありますが、
現在展示中の重要文化財「豊臣秀吉画稿」のホンモノを見ることが出来るのも後4日しかありません。
この機会を逃すと、次に見ることが出来るのは・・・

はっきりとはわかりません!
展覧会は13日の午後4時30分までご入館いただけ、午後5時までご覧頂けます。
是非、この機会に、お見逃し無くご覧ください!


(学芸員A)