秋夜擣衣図


京都にある「茶道資料館」において9月22日から開催されている、平成28年秋季特別展「私の一碗」に当館所蔵の茶碗を出品しています。 出品しているのは、「五彩蓮華文呼継茶碗 逸翁銘・家光公」です。この展覧会は、代々受け継がれてきた大切な茶碗や、自ら作陶したお気に入りの茶碗など、自分にとってかけがえのない一碗を六十数名の方々が出品し、その茶碗の魅力や茶碗との出会い、心に残るエピソード等、出品者からの紹介文とともに展観されるそうです。 出品者は、個人所蔵家や、お茶人、千家十職、各美術館などさまざま。 どのような「それぞれの想い」が見れるのが楽しみですね。
佐川美術館において10月1日(土)から開催される「三藏法師展 ―薬師寺の宝物とともに―」に、池田文庫の収蔵品が出品されています。 三藏法師展に何が??と思われるかもしれませんが、展示しているのはこちらの作品になります。この作品は、周延画 大判錦絵三枚続 明治11年(1878)9月 市村座「通俗西遊記(つうぞくさいゆうき)」です。 描かれている人(ばけもの)は、右から 土蜘ノ精 初世市川女寅 三蔵法師 初世中村時蔵 孫悟空 市川権十郎 猪八戒 四世関三十郎 となっています。 薬師寺の宝物と一緒にならぶ役者絵って新鮮ですよね。この機会にぜひご覧ください。 ちなみに、この役者絵は2017早春展「化粧 KEWAI ―舞台の顔―」(仮)に出品する予定になっています。 こちらもお楽しみに! (学芸員A)
毎年1度、小林一三の命日である1月25日に開催している「逸翁白梅茶会」。
平成29年1月25日(水)に通例通りに開催いたします。それに伴い、
先着順にて申込みを受付ます。定員になり次第申込みを締め切ります。
実施日: 平成29年1月25日(水) 於:小林一三記念館「人我亭」 (雨天決行)
料金: 1名 1,000円(美術館へ入館されるお客様は美術館入館料を500円に割引)
担当: 裏千家 佐藤宗紀(そうき) 社中
逸翁美術館の所蔵品を使ってのお茶会はこの機会だけです。お気軽に参加いただける茶会ですので、ぜひお申し込みください♪
申込み方法は以下の方法のいずれでも受付可能です。
・往復ハガキの場合
〒563-0058 大阪府池田市栄本町12-27
阪急文化財団 「逸翁白梅茶会係」 宛
(※復信の宛先は必ず記入しておいてください)
・FAXの場合
Fax 072-751-2427
「逸翁白梅茶会係」 宛
・メールの場合
Mail itsuo-itsuoki@hankyu-group.jp
タイトルに「逸翁白梅茶会申込み」と入れてください。
・HPの場合
お問合せ項目は「その他」にしてください。
いずれの場合も、
申込者の氏名、住所、電話番号(FAXでの返信を希望する場合は必ずFAX番号)、同伴者がいる場合の人数とその氏名
上記項目を必ずお書き添えください。
また、お電話での受付は一切お受けできません。
逸翁美術館、小林一三記念館の受付に設置してある申込用紙を使用していただくことも可能です。
予約票の返信は、
お申し込み頂いた方法にて返信いたします。
この期日を過ぎても返信がない場合は必ずお問合せ下さい。
予約票の返信が受け取れない場合は、当日ご参加いただけませんのでご注意ください。
<注意事項>
・お申し込み受付段階ではこちらからの返信は一切いたしませんのでご注意ください。(返信は12月1日から12月5日の間に順次行います)
・メールやお問合せフォームからお申し込みの際は、必ずパソコンからのメールを受け取れる様にご設定いただくか、「hankyu-group.jp」のドメイン指定を解除してお申し込み下さい。こちらからの返信が受け取れない場合はご参加いただけませんのでご注意ください。
不明な点につきましては、お気軽にお問合せください。
皆様のお申し込みをお待ちしております。
(学芸員A)
17日(土)は2016友の会秋の見学旅行「逸翁交流の軌跡を辿る ~津・桑名編~」を実施いたしました。
台風が近づいて来ていたため、天候の行方が心配されましたが、基本的にはほぼ全行程で雨に遭うこともなく無事終ることができて、ほっとしております。(高速道路をバスで走行中に一度ゲリラ豪雨のような雨に巻き込まれましたが)
まず、出発は朝の7時30分!この時点で三連休初日であったこと、また事故などもあり当初の予定ルートが混んでいましたので、運転手さんの判断により急きょ運行ルートを変更。結果大正解で、無事に予定通りの時間に1番目の目的地の石水博物館さんに到着しました。
おはようございます!今日は阪急文化財団友の会の旅行で、桑名に向かいまーす\(^o^)/
— 阪急文化財団【公式】 (@Hankyu_Culture_) 2016年9月16日
(うっかり三連休初日にしてシルバーウィーク初日だということを忘れてました・・道既に混んでます。。) pic.twitter.com/MPpb1ykACz
石水博物館は一三翁とも茶友であった川喜田半泥子縁の博物館です。そこで現在開催中の展覧会「三重の先賢たち―士清・宣長・武四郎・・・近世から近代まで―」とその他に川喜田半泥子の作品を学芸員の龍泉寺さんにご説明いただきました。
その後再びバスにて今度は桑名を目指し、桑名と言えば・・焼き蛤で有名ですので、せっかく桑名に来たんだからと焼き蛤をいただきました。
桑名と言えば~~~
— 阪急文化財団【公式】 (@Hankyu_Culture_) 2016年9月17日
\\ 焼き蛤 //
今からお昼ご飯です! pic.twitter.com/IDsxcQnM2c
昼ご飯を終えた後は、桑名市博物館さんにて「特別展 村正展」を学芸員の杉本さんの解説付きで観覧。昨今の刀剣ブームもあってたくさんのお客様が来られている中でのお話しに少し恐縮ですが、あまり普段刀剣を見る機会のない方にはとても為になるお話しだったと思います。
そして、最後の目的地「六華苑」へ。一三翁が若い銀行員時代に、銀行を訪れた初代諸戸清六氏から当地の名産である蛤のしぐれ煮の缶詰をもらっていたというエピソードを持つ館は、雅俗山荘とはまた違う和洋折衷の趣きでとても素敵でした。
六華苑さんです。和洋折衷の建物素敵ですよね。一三翁は銀行員時代にここの元の持ち主の諸戸清六さんから、蛤のしぐれ煮の缶詰めを貰ったそうです。 pic.twitter.com/B697OqANdF
— 阪急文化財団【公式】 (@Hankyu_Culture_) 2016年9月17日
豪華ですねぇ。 pic.twitter.com/U4bPoMgHG3
— 阪急文化財団【公式】 (@Hankyu_Culture_) 2016年9月17日
デザートをいただき、そろそろ名残惜しいけど桑名を出発します。お屋敷の中は隅々までディテールが凝ってて楽しいです。ハート可愛いですよね! pic.twitter.com/tSdrre1xfw
— 阪急文化財団【公式】 (@Hankyu_Culture_) 2016年9月17日
少し遠出の見学旅行になってしまいましたが、事故なく無事に終えることができました。ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。
また来年も友の会では見学旅行を企画いたします。ぜひ、友の会にご入会いただき、一緒に旅行を始め、様々なイベントを楽しんでいただけたら幸いです♪
来年はどこに行きましょうかね‹‹(´ω` )/››~♪
(学芸員A)