阪急文化財団ブログ

阪急文化アーカイブズの使い方

■横断検索

トップページの横断検索では、【阪急・宝塚ポスター】【浮世絵・番付】【民俗芸能】の3カテゴリの全項目をまとめて検索できます。

複数のキーワードをスペースで区切ると、それらのキーワードをすべて含む資料が検索できます。

 

■カテゴリ別検索

カテゴリを限定して検索することもできます。各カテゴリのキーワード欄に入力して検索してください。

複数のキーワードをスペースで区切ると、それらのキーワードをすべて含む資料が検索できます。

PC版では、【阪急・宝塚ポスター】の「路線図から検索」や【民俗芸能】の「地図から検索」機能が使えます。

 

■検索結果(一覧)

検索結果は「画像表示」「画像・テキスト表示」「テキスト表示」の3種類から選べます。

【民俗芸能】には「芸能別表示」と「資料別表示」がありますが、通常は初期設定の芸能別表示をご利用ください。

PC版のテキスト表示・芸能別表示では、項目名のクリックで並べ替え(昇順・降順)ができます。

 

■検索結果(詳細)

検索結果の画像やテキストをクリックすると、大きい画像と詳細情報が表示されます。

「館内限定公開」の資料は、池田文庫設置のPCやマイクロリーダ等で閲覧できます。

ただし資料によっては予約や紹介状が必要ですので、事前にお問い合わせください。

【浮世絵・番付】の「番付」および【民俗芸能】はすべて館内限定公開です。

 

■詳細検索

項目を指定して検索する場合は、各カテゴリの「詳細検索」をお使いください。

スペースで区切られた同一項目内のキーワードや、複数項目に入力されたキーワードに対し、

「いずれかに該当する条件で検索」または「すべてに該当する条件で検索」が可能です。

 

◆項目ルール

各カテゴリの項目ルールは以下のとおりです。検索・閲覧にお役立てください。

【阪急・宝塚ポスター】

キーワード

カテゴリ内の以下の全項目を検索できます(検索画面のみ表示)

分類

ポスター内容分類から選択

クレジット

アートディレクター、デザイナー、イラストレーター、フォトグラファー等、制作者の名

イベント開催年やポスターの制作・掲出年(yyyy形式)
期間・以降・以前で検索できます

年月日

イベント開催等の年月日(yyyy/mm/dd形式)

場所

イベント開催地や関連する場所

被撮影者

ポスターに写っている人物の名

タイアップ

タイアップの社名や商品名

内容

イベント名、キャッチコピー等の文字情報
検索の便を優先し、適宜省略または補足しています

演目*

演劇のタイトル、副題、宝塚歌劇のジャンル表記

幕・場・景*

演劇の幕数、場数、景数

劇団・主催*

演劇の上演団体名

組*

宝塚歌劇団の組

スタッフ等*

演劇の作者、演出者、原作者等

判型・寸法

ポスターのサイズ

阪急最寄駅

イベント開催地の最寄駅(阪急・能勢電鉄等)
原則としてポスター記載情報に準拠していますので、現在と異なることがあります。阪急・能勢電鉄からバスやケーブルに乗り換える場合、その乗換駅を最寄駅と見なしています。ポスターに記載がないものも、他の資料や慣例に基づき目安として最寄駅を入力しています。

*の項目は、詳細情報画面では「演目情報」としてまとめて表示されます 

【浮世絵・番付】

キーワード  

カテゴリ内の以下の全項目を検索できます(検索画面のみ表示)

分類     

役者絵・絵看板・各種番付から選択

No.      

登録番号

絵師

絵師名 代数は[ ]内に表記

上演年(西暦)

上演あるいは制作された年(yyyy形式)
期間・以前・以降で検索できます

上演年(和暦)

上演あるいは制作された年(和暦yy形式)

上演月日

上演あるいは制作された月日(mm月dd日形式)

上演場所

劇場名、地域名
劇場名は「芝居」「座」等を省略し「中」「角」等と入力しています。詳細検索では、この項目のみ完全一致で検索を行います。地域名は原則として上演当時の呼称を用いていますが、便宜上1868年を境に大坂/大阪、江戸/東京と分けています。

外題

上演作品のタイトル

読み仮名は( )内に表記

幕・場名

上演作品の幕名・場名

役者(役名) 

役者名と役名

役名は( )内、役者の代数は[ ]内に表記

画題・画中文字

画中の文字を表記どおりに記したもの 

判型・技法  

判型・技法

落款・印章  

落款・印章

摺師・彫師  

摺師名・彫師名

版元・発行人

版元・発行人

改印

浮世絵の発行許可印

番付ジャンル 

番付に記載されている演劇・芸能のジャンル

番付劇団名

番付に記載されている上演団体名

 

【民俗芸能】

キーワード

カテゴリ内の以下の全項目を検索できます(検索画面のみ表示)

分類

民俗芸能分類から選択

三隅治雄『日本民俗芸能概論』の分類法に基づいて作成された、池田文庫編『日本民俗芸能資料目録(改訂版)』の分類を採用しています。

芸能名

芸能名

演・曲目

芸能の演目・曲目

別名

芸能の別名
詳細検索では、芸能名欄で検索できます

芸能所在地

芸能の伝承地
取材当時の地名を採用しています

取材年

芸能を取材した年(yyyy形式)
期間・以前・以降で検索できます

取材年月日

芸能を取材した年月日(yyyy/mm/dd形式)

取材場所

芸能を取材した会場

現地で取材したものは「現地取材」、提供を受けたメディアを再録したものは「宝郷」と入力されています。

催会名

芸能が上演された催事名・大会名
提供を受けたメディアを再録したものは「再録」と入力されています。

プログラム

催事・大会プログラムの所蔵の有無

所蔵資料

池田文庫所蔵資料

「DVD」は映像資料、「DAT」は音声資料、「35ミリアルバム」と「スライド台紙」は写真資料、「レポート」は取材者が作成した報告書です。

 2017年3月公開

2021年10月更新

年間パンフレットができました

60周年パンフレット 

 

60周年の年間スケジュールができました。

これがあれば、どの指定文化財がどの展覧会に出るのか一目でわかります!

2017年度は展覧会と展覧会の間の休館日がいつもよりかなり少なく、小刻みに展覧会を行います。

1つの展示の中では展示替えはありませんので、どのタイミングでも、その展覧会に出品する指定文化財や代表的な作品を見逃すことはありません。

ただ、小刻みに変わるため、見たいと思っていた作品の展覧会がすぐ終わってしまうということもありえますので、注意してくださいね!

 

 

(学芸員A)

\逸翁美術館開館60周年記念展スケジュール公開/

佐竹本三十六歌仙切 大江山絵詞 豊臣秀吉画稿 奥の細道画巻 白梅図屏風(右) 花鳥蒔絵螺鈿洋櫃

逸翁美術館は小林一三が亡くなった1957年10月3日に開館し、今年で60周年を迎えます。

その60周年を迎えることを記念して、来年度は「逸翁美術館 開館60周年記念展」として、6つの展覧会を開催します。

所蔵している重要文化財や重要美術品を6つの展覧会に分けて展示します。どの展覧会も見逃せない展示ばかりですよ!

細かいイベントなどは決定しだいそれぞれお知らせするとして、今回は展覧会スケジュールをお知らせします!

第一幕 THE 書 ~数寄者が集めた古筆、お見せします~

会期 2017年4月8日(土)~5月28日(日)

流麗な筆致、工夫を凝らした料紙、古人の遺した美しい書の数々は、書の愛好者のみならず茶の湯の世界でも愛好されてきました。数寄者をも魅了した書の作品をご覧ください。

佐竹本三十六歌仙切 谷水帖 石山切 継色紙

第二幕 開け!絵巻

会期 2017年6月10日(土)~7月30日(日)

説話や物語の場面場面を、絵画にも表す絵巻。見進めるにつれ、作品の世界に知らず知らずの内に入り込んでしまいます。細やかに描かれた人物・場景・季節などが次から次へと現れ、私たちの眼を楽しませます。

この展示では、重要文化財に指定された経巻も併せて陳列し、巻物形式の作品の淵源を示すこととします。

 

大江山絵詞 芦引絵

第三幕 茶の湯道具始 -ようこそ収集家の世界へ!-

会期 2017年8月26日(土)~10月15日(日)

小林一三(逸翁)が収集した作品の中には、数多くの茶道具があります。茶の湯を愛した逸翁は、集めた様々な道具を用いて茶会を開き、多くの数寄者と交流しました。

その逸翁が集めた茶道具の中から道具始(どうぐはじめ)として、茶の湯の流れと道具をご紹介します。収集家(コレクター)の世界をご堪能ください。

豊臣秀吉画稿 黒樂茶碗 千鳥 長次郎作 赤樂茶碗銘「常盤」

第四幕 ひねもす蕪村 絵と俳句

会期 2017年10月28日(土)~12月17日(日)

松尾芭蕉を慕った与謝蕪村、そして蕪村を敬った呉春。俳句や絵画を通じて感興を深め合った彼らの交遊を、数々の作品から探訪します。さらに、多くの門人たちによって表される情趣のヴァリエーションからは、蕪村世界の広がりが感じられます。

句は画のごとく画は句のごとく、香り高い近世の俳人・画人たちの心の動きに触れてみてください。

奥の細道画巻 晩秋遊鹿図屏風(右)

第五幕 応挙は雪松、呉春は白梅

会期 2018年1月20日(土)~3月11日(日)

円山四条派コレクションとしては日本最大規模を誇る蔵品の中より、応挙の創始した円山派と呉春の創始した四条派、ともすれば1つとして語られがちな2つの流派。

それぞれ代表作を展示することにより同時代を駆け抜けた画家たちが織りなす華やかな京都画壇の魅力を紹介します。

雪中松図屏風(右) 白梅図屏風(右)

One more 未来につなぐ 和の意匠(デザイン)力

会期 2018年3月24日(土)~5月6日(日)

縄文・弥生、はるか昔に作られた物の姿や図柄に、現代の私たちもまた新鮮な印象を覚えます。それぞれの時代の日本人が生み出した文様や意匠は、歴史の中で繰り返し用いられ、様々な美術工芸品の上に形を変えて親しまれてきました。

本展では「平明」「遊楽」「静寂」の3つのテーマで作品を選び、未来につなぐ和の意匠(デザイン)力を示してみたいと思います。

花鳥蒔絵螺鈿洋櫃 三十三間堂通矢図屏風

逸翁白梅茶会を終えて

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昨日、無事に今年の「逸翁白梅茶会」を終えました。

ここのところ強い寒気が日本列島に流れ込んできているとのことで、かなりの寒さが予想されていて、前日までに通常よりもキャンセルのお電話が多くありました。

中には道路の凍結や雪によって、交通事情が難しいという方もいらっしゃり、そんな遠方からご来館いただける予定だったことにうれしさを感じましたが、天気ばかりはままならず残念です。また来年のご参加をお待ちしたいと思います。

雪が積もっていたら凍結が心配だったのですが、幸いにも前週のように雪が積もるところまではいかず、なんとか無事に開催できました。

IMG_20170125_094925 DSC_0454

今年は酉年。一三翁は生まれも亡くなった年も酉年です。お道具組は実際に一三翁が酉年に初釜で開催されたお道具組をほぼ再現いたしました。

写真にありますように床の掛け軸は松花堂昭乗の「鶏図」、香合は古染付の鵯香合でした。取合の古伊賀の花入に今回佐藤先生が生けてくださったのは、椿と梅です。

厳しい寒さの中、大勢の方にご参加いただきまして、本当にありがとうございました。

 

(学芸員A)

『阪急文化研究年報』5号を発行しました

年報5号

これは2015年度に開催した展覧会やイベントの報告と、

学芸員の調査研究活動の成果を発表するものです。

収録内容は次の通りです。

 

 

■論文

宮井肖佳/小林一三の目指した文化ネットワークとその意義(四)-小林一三の愛した更紗 コレクションの形成-

竹田梨紗/「芦葉会記」に関する一考察(一)-昭和十六年から二十年まで-

正木喜勝/草創期宝塚少女歌劇上演目録補遺

 

■資料紹介

仙海義之 連載(一)「十巻抄」一〇巻(重要文化財)第一巻・第二巻

 

■平成27年度年度事業報告

 

 

本誌は池田文庫でご覧いただけます。

また一部の大学・公共図書館でもお読みいただけますが、

所蔵館や配架状況については各館の蔵書検索等でご確認ください。

 

(学芸員Y)