乙女文楽 吉田光華さん登場!
2015年04月28日
マグノリアホールでは、5月9日(土)に吉田光華さんの「乙女文楽」公演があります! ところで「乙女文楽」をご存知でしょうか? 「文楽」は、一体のお人形を、頭(かしら)と右手、左手、足と男性の人形遣いさんが三人がかりで操られます。 それに対して、「乙女文楽」は一人の女性が一体のお人形を操ります。 写真で光華さんの頭とお人形の頭が繋がっているのが見えますね。 お人形の足は、光華さんの膝に繋がっていますので、人形遣いの動きがダイレクトに反映するわけです。 光華さんは幼い頃から日本舞踊を極めておられる方ですので、まさにお人形と一体となり、たおやかな舞が繰り広げられます。 三人遣いの文楽とは違った楽しみ方ができますよ! そして、光華さんの乙女文楽は、義太夫はもちろん、長唄、地歌、現代邦楽、新内、そして西洋音楽! 果てしなく広いジャンルの「音」とのコラボレーションです。 和と洋の融合、これはまさに小林一三が創った宝塚歌劇と同じです。 さて、マグノリアホールではどんな「音」で舞ってくださるのでしょう??? 解説もありますので、この機会に乙女文楽の魅力をぜひ体感してください!! (T)

マグノリアホールでは、5月9日(土)に吉田光華さんの「乙女文楽」公演があります!
ところで「乙女文楽」をご存知でしょうか?
「文楽」は、一体のお人形を、頭(かしら)と右手、左手、足と男性の人形遣いさんが三人がかりで操られます。
それに対して、「乙女文楽」は一人の女性が一体のお人形を操ります。
写真で光華さんの頭とお人形の頭が繋がっているのが見えますね。
お人形の足は、光華さんの膝に繋がっていますので、人形遣いの動きがダイレクトに反映するわけです。
光華さんは幼い頃から日本舞踊を極めておられる方ですので、まさにお人形と一体となり、たおやかな舞が繰り広げられます。
三人遣いの文楽とは違った楽しみ方ができますよ!
そして、光華さんの乙女文楽は、義太夫はもちろん、長唄、地歌、現代邦楽、新内、そして西洋音楽!
果てしなく広いジャンルの「音」とのコラボレーションです。
和と洋の融合、これはまさに小林一三が創った宝塚歌劇と同じです。
さて、マグノリアホールではどんな「音」で舞ってくださるのでしょう???
解説もありますので、この機会に乙女文楽の魅力をぜひ体感してください!!
(T)
(参加者の皆さまのお顔がわからないようにぼかし処理をしています)
メニューです。
お料理はこのような感じです。
コンソメスープ
彩サラダ
ドレッシングに工夫していただいたとのこと。
メインの国産牛ミニステーキと鯛のフライ
通常は和食で使用する器に盛り合わせて頂きました。
和と洋のコラボが素敵ですよね。
デザートのオペラ
お皿に宝塚ホテルの外観の絵があるのがわかりますか?
実はこれチョコレートで書いてあるんです♪
デザートにお飲み物がついていました。
逸翁のメニューでは本来デザートはフルーツポンチだったのですが、
その際は食事の後にお茶があったので軽めの設定だったものを、
今回のイベントでは食事のみでしたので、少しボリュームを大事にしていただいたそうです。
どれも美味しそうですよね。
お食事の後には、参加者の皆さまから集めた質問を北浦様や、担当学芸員が答えるコーナーも行いました。
私のつたない司会で申訳なかったですが、
北浦様のお話しもとても面白く、
お見送りの際に参加者の皆さまから「面白かったです」「美味しかったです」との感想を頂き、ほっと一安心しております。
6月にはまた和懐石の再現イベントがありますので、
そちらも成功に向けて頑張りたいと思っています!
(A)
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春季展「器を愉しむ~逸翁の茶懐石~」は現在好評開催中です
~6月7日(日)まで
厚めの紙なのですが、これをくりぬいて「窓」をつくります。
この時、作品に影が映らないよう、45度の角度で切り抜きます。
ちょっと見にくいかもしれませんが...
そして、ガラスと作品の間に入れて、完成です。
マットの役割はいろいろあります。
1)作品を固定する
2)作品にガラスが直接触れないようにする
3)見栄えを良くする
など...展示の脇役ですが、実に働き者です。
で、この45度に切り抜くのが難しいのですが、
世の中には「マットカッター」というものがあって、
これでスパーッと切ることができます!
あらかじめ45度の角度で刃がついているものを定規にあてがって、
スイーッとスライドさせるだけ。コツをつかめばキレイに切れます。
しかしサイズが大きければ大きいほど難しくなります。
そんな時はこれ、Computerized Cutting Machineです!!
パソコンに数値を入力すると自動的にカットしてくれる
とってもありがたいマシーンなんです!
実はこのマシーン、財団所有のものではありませんでして、
先日お世話になった「昌和ガクブチ」さんのものです。
マシーンのすごさに感動して、思わず撮影させていただきました。
おそらくこれは、イタリアのVALIANI製と思われます。
キーボードをパパンとたたいてクリックするだけ、
あっっっという間に、めっちゃキレイに切ってくれます。
皆さんも、お家に額に入れて飾ってあるものはありませんか?
もしマットが入ってなければ、是非試してみてください♪
(Y)
主役は、阪急沿線にあった豊中運動場・宝塚運動場・西宮球場の3つの球場です。
今はもうありませんが、かつてそこにはファンの歓声が響き渡っていました。
豊中では、最初の高校野球全国大会が誕生(1915年)し、
宝塚では、草創期のプロ野球チームが活躍(1924~29年)し、
西宮はご存知、阪急ブレーブス(1936~1988年)の拠点でした。
野球はスポーツであり、エンターテインメントです。
観衆に取り囲まれた球場は、さながら大劇場のようです。
試合展開を形容する言葉に「ドラマティック」「劇的」等が
しばしば用いられるのも、そのことを物語っているようです。
沿線で野球事業を展開したのは、
娯楽や文化を愛し、大衆に提供し続けた小林一三だからこそ、
なのかもしれません。
小林一三記念館では、2011年にも野球展を開催しましたが、
今回は展示スペースを倍増し、歴史編とビジュアル編に分けて、
それぞれじっくりとご覧いただけるよう構成しました。
歴史編はパネル展で、上記3球場の誕生に焦点を当てます。
とくに豊中運動場については、初公開資料も含めて、
最新の調査の成果をご覧いただけます。
ビジュアル編では、戦前の貴重なプロ野球ポスターや、
懐かしのブレーブスグッズなどを展示しております。
(資料保護のため、会期中2度展示替えを行います)
小林一三の事業全体を紹介する常設展もございますので、
合わせてお楽しみいただければ幸いです。
(Y)