2017早春展

化粧 KEWAI -舞台の顔-

期間:2017年1月21日(土)~3月26日(日)

 演劇の舞台で、俳優の演技を一段と深める化粧。中でも京劇などの中国伝統演劇や、日本の歌舞伎は、特に化粧が大きな役割を持ちます。
 中国の臉譜(れんぷ)は、歌舞伎の隈取にあたるもので、ともに性根や感情などの抽象的な役柄を、デフォルメして表現します。そこには独自の意味や約束ごとがあり、臉譜はその基本を守りながらも、時代とともに変化し、洗練されてきました。また、歌舞伎の隈取は、俳優の個性を加えながらも、伝統を継承しています。
 時代はくだり、宝塚歌劇のスターたちも、伝統を学び、オリジナルのタカラヅカメイクを編み出しました。映像の世界では、よりリアルな特殊メイクが研究される今日ですが、同時に伝統的な化粧も多方面に影響を与えているのです。
 本展では、肉筆臉譜や錦絵の隈取を中心に、伝統が生み出したさまざまな舞台の顔を紹介します。展示品の中には、現代のヒーローやキャラクターを思わせるものが見つかるかもしれません。

歌舞伎 錦絵 文久元年(1861) 初世河原崎権十郎楽屋図
歌舞伎 錦絵 文久元年(1861) 初世河原崎権十郎楽屋図
会期

2017年1月21日(土)~3月26日(日)

休館日 毎週月曜日(ただし、3月20日(月)開館、3月21日(火)休館)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
主な作品

中国伝統演劇の肉筆臉譜「劉氏望郷 弋腔 要旗鬼」 他
※2月21日(火)より一部展示替え
目録はこちら

トークショー

日時 2月26日(日)14時より
出演 在日京劇団 新潮劇院主宰 張 春祥 氏
会場 マグノリアホール(逸翁美術館内)
※入館者聴講無料・午前10時より座席券配付 先着120名

ギャラリートーク 2月11日(土・祝)、3月11日(土)午後2時から担当学芸員による展示解説
観覧料 一般 700円
大・高生 500円
中・小生以下無料
シニア(65歳以上)500円
アクセス

阪急電鉄宝塚線 池田駅から北東へ徒歩約10分 詳しくはこちら

主催 公益財団法人阪急文化財団