阪急文化財団ブログ

♪友の会特別講座♪

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。 朝晩は涼しいですが、日中はちょっと暑いですね。 さて、本日は「特別講座」のご案内です。 特別講座は【阪急文化財団友の会】の会員様を対象とした無料の講座で、 年4回ほど開催しております。本年度1回目の特別講座は以下の通りです。 ・日時 2014年6月19日(木)14:00~ ・会場 逸翁美術館マグノリアホール ・演題 小林一三の俳句 -阪急文化の原泉- ・講師 伊井春樹(阪急文化財団 館長) ・概要  <小林一三は俳人であった>と聞くと、意外な結びつきに驚かれるかもしれません。  祖父を初め、東京で下宿していた親しい親族も俳人でした。  小林一三は学生のころから小説家になることを夢み、作品の執筆をするとともに句作にもふけっていました。  今に残された俳句は、三千句ばかりあります。  阪急電車という交通機関を中核とした街づくり、百貨店やさまざまな起業に手腕を発揮した才覚ある姿とともに、宝塚歌劇、東宝といった演劇、映画にも生涯かかわった人生でもありました。そのような彼が俳句に向かわせた魅力とは何だったのでしょうか。 「鶏鳴暁を破って七返る初日出かな」は、生まれた酉年が七度目になったと謳歌した正月の作品ですが、これが辞世の句となります。年ごとの俳句作品を味わってみることにします。 鶏鳴句碑 ※会員様には別途ご案内を郵送いたします。 ※「会員ではないがちょっと聞いてみたい」という方は、ぜひこの機会に【阪急文化財団友の会】への入会をご検討ください!