なごみ9月号
2009年09月10日
今日は、少し雑誌掲載情報などを広報してみます。 現在、淡交社から発売中の『なごみ9月号』は、当館の特集記事が掲載されています。 表紙には、ポスターにも使用した「五彩蓮華文呼継茶碗」が載っています。 この茶碗は、銘を「家光公」といいまして、家光というのは、徳川家光のことです。 茶碗の割れた部分を金で継いでいて、一見すると1つの茶碗が割れたから継いだみたいですが、 実は、全く違う茶碗の破片をつなぎ合わせて1つの茶碗になっているのだから驚きです。 逸翁はこのあまりにも上手い継ぎ方に感心し、 継ぐのが難しいとされる3代目を見事に継いだ徳川家光の名前を採って、 「家光公」と名前をつけました。こういうちょっとひねった名前をつけ方がとても逸翁らしいので、 今回の展覧会の内容を表現するのに相応しい茶碗として、この作品を選んだのです。 実は、この雑誌の取材が行われた時は、当館はちょうど引っ越し作業の真っ最中だったので、 色々と制約が多く、なごみ編集部のご担当者の方には色々と御迷惑をおかけしたのですが、 素晴らしい仕上がりに感激しました。 旧逸翁美術館で撮影された美しい美術品の他に、特集記事も載っていますので、 本屋さんで見つけたときには是非手に取って見てみてください。 そして、購入いただけると、私たちも、担当の方も喜びます。 PRでした。

今日は、少し雑誌掲載情報などを広報してみます。
現在、淡交社から発売中の『なごみ9月号』は、当館の特集記事が掲載されています。
表紙には、ポスターにも使用した「五彩蓮華文呼継茶碗」が載っています。
この茶碗は、銘を「家光公」といいまして、家光というのは、徳川家光のことです。
茶碗の割れた部分を金で継いでいて、一見すると1つの茶碗が割れたから継いだみたいですが、
実は、全く違う茶碗の破片をつなぎ合わせて1つの茶碗になっているのだから驚きです。
逸翁はこのあまりにも上手い継ぎ方に感心し、
継ぐのが難しいとされる3代目を見事に継いだ徳川家光の名前を採って、
「家光公」と名前をつけました。こういうちょっとひねった名前をつけ方がとても逸翁らしいので、
今回の展覧会の内容を表現するのに相応しい茶碗として、この作品を選んだのです。
実は、この雑誌の取材が行われた時は、当館はちょうど引っ越し作業の真っ最中だったので、
色々と制約が多く、なごみ編集部のご担当者の方には色々と御迷惑をおかけしたのですが、
素晴らしい仕上がりに感激しました。
旧逸翁美術館で撮影された美しい美術品の他に、特集記事も載っていますので、
本屋さんで見つけたときには是非手に取って見てみてください。
そして、購入いただけると、私たちも、担当の方も喜びます。
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