2026展示IV

のむ -茶器と酒器と喫煙具-

期間:2026年9月19日(土)~11月23日(月・祝)

「のむ」展ポスター

 人が生きる上で欠かせない存在である水。昨今の温暖化現象により、水分補給の大切さが謳われる中、一日の中で水やお茶といった水分を"飲"まない人は一人もいないでしょう。また、遥か昔から飲料として、人々の楽しみの一つとして製造されてきた酒類も、現代に至るまで愛好されて、嗜む程度の人から愛酒家まで、お酒を"呑"む行為は日常の楽しみともなって受け継がれています。そして、お酒と同じく古くから嗜好品として知られる煙草は、それを楽しむための道具を"喫"煙具と称して、絵画などにも描かれるようになりました。

 この度の展覧会では、「飲む」ための茶碗やカップ、酒を注いで「呑む」ための徳利や盃、煙草を「喫む」ために使用する道具や、それにまつわる用器などを取り上げ、三つの「のむ《飲、呑、喫》」に注目した作品を展示します。

赤樂茶碗 銘「常盤」樂長次郎作
赤樂茶碗 銘「常盤」樂長次郎作
菊絵茶碗 尾形乾山作
菊絵茶碗 尾形乾山作
緑地人物貼水注
緑地人物貼水注
色絵金彩花文紅茶碗 5客
色絵金彩花文紅茶碗 5客
紫ガラス葵文徳利 盃添
紫ガラス葵文徳利 盃添
織部六角盃
織部六角盃
秋草蒔絵銚子
秋草蒔絵銚子
七宝煙管
七宝煙管
梨子地須磨明石蒔絵手付煙草盆
梨子地須磨明石蒔絵手付煙草盆
会期

2026年9月19日(土)~11月23日(月・祝)

休館日

毎週月曜日
ただし9月21日、10月12日、11月2日、11月23日開館
9月24日、10月13日、11月4日休館

開館時間

10:00~17:00(入館受付は16:30まで)

展示作品

赤樂茶碗 銘「常盤」樂長次郎作(桃山時代)
菊絵茶碗 尾形乾山作(江戸時代)
緑地人物貼水注(20世紀)
色絵金彩花文紅茶碗 5客(20世紀)
紫ガラス葵文徳利 盃添(江戸時代)
織部六角盃(桃山時代)
秋草蒔絵銚子(江戸時代)
七宝煙管(江戸時代)
梨子地須磨明石蒔絵手付煙草盆(江戸時代)
ほか

講演会

飲む・呑む・喫むためのやきもの -日本での展開を中心に-
講師 守屋雅史氏(大阪市立東洋陶磁美術館 前館長)
日時 2026年10月24日(土)14:00〜15:30
会場 逸翁美術館内 マグノリアホール
料金 無料(要当日観覧券)
申込 Webフォーム(先着100名、阪急文化財団友の会優先枠あり)

ギャラリートーク

解説 竹田梨紗(阪急文化財団 主任学芸員)
日時 2026年10月17日(土)14:00~
会場 逸翁美術館 展示室
料金 無料(要当日観覧券)
申込 不要(展示室入口にお集まりください)

スタンプラリー〈3館連携企画〉

■3館連携企画について
酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)がある兵庫県西宮市、市立伊丹ミュージアムがある兵庫県伊丹市、そして逸翁美術館がある大阪府池田市は、江戸時代にはともに酒づくりで繁栄し、芸術文化の花が開いたまちとして知られています。酒ミュージアムは、消えゆく酒造用具や古文書史料などを保存し、酒のまちの景観を形作る酒蔵を利用した博物館であり、市立伊丹ミュージアムは、伊丹の酒づくりを今に伝える貴重な遺構である旧岡田家住宅・酒蔵のほか、市の博物館機能が集積した施設として親しまれています。
そこで、今回のテーマのひとつである「呑む」に因んで、この3館が連携して、同時期に開催される展覧会を巡るイベントを実施することとなりました。ぜひご参加ください。

・「グルメな江戸時代」酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)
・「酒にのまれ展」市立伊丹ミュージアム
・「のむ -茶器と酒器と喫煙具-」逸翁美術館

上記展覧会で配布するスタンプラリーシートに3館のスタンプを集めた方に、3館の記念品をセットにしてプレゼントします。(先着150名、なくなり次第終了)

ミュージアムトーク〈3館連携企画〉

上記各展覧会で開催されるミュージアムトーク(ギャラリートーク)に、3館の担当学芸員が揃って参加します。

各館実施日時
・10月17日(土)14:00〜 逸翁美術館(上記)
・10月25日(日)14:00〜 市立伊丹ミュージアム
・11月 1日(日)14:00〜 酒ミュージアム(白鹿記念酒造博物館)

観覧料

一般 700円
学生(高校生以上) 500円
中学生以下 無料
各種割引

呈茶

展覧会開催期間の日曜日、館内即心庵で実施

アクセス

阪急電鉄宝塚線 池田駅から北へ徒歩約10分
詳細はこちら

主催・お問合せ

公益財団法人 阪急文化財団
TEL 072-751-3865(逸翁美術館)