2022展示IV

食器愛玩 ~食を彩る器~

期間:2022年9月17日(土)~11月27日(日)

 私達が毎日とる食事とともに目にする食器。汁物が入った椀、食べ物が盛られた皿や鉢、お茶やコーヒー等を飲むための湯飲みやカップ、徳利や猪口といった酒器...。毎日の食を彩る器は、素材や形状、色やデザインなど、用途によっても様々な種類があり、誰もが日常的に接する道具の一つではないでしょうか。

日本の器の歴史は古く縄文時代の土器に始まり、弥生、古墳時代を経るとともに、より高温で焼成された焼き物が作られるようになります。やがて釉薬を施した陶磁器が登場し、様々な焼き物が作られるようになると、食器にも多様な種類が流用されるようになりました。また土器と同じように、縄文時代から作られてきた漆器も時代の流れとともに洗練されながら現代へと受け継がれ、私達の生活に欠かせない道具となり、日本は世界にも類を見ない多種多様な食器を持つ国となっていきました。

 今展では、日本の食器のみならず、中国や東南アジア、ヨーロッパなど、様々な地域の食にまつわる器を取り上げます。また合わせて、茶懐石の際に用いられた器も、取り合わせてご覧頂きます。

■出品予定作品■

会期 2022年9月17日(土)~11月27日(日)
休館日 毎週月曜日
ただし9月19日(月)10月10日(月)は開館、9月20日(火)10月11日(火)は休館
開館時間 午前10時~午後5時(ただし入館受付は4時30分まで)
観覧料 一般 700円
大・高生 500円
中・小生以下無料
シニア(65歳以上)500円
講演会 2022展示IV「食器愛玩~食を彩る器~」展 講演会開催のお知らせ

【日 時】 10月22日(土)14時~
【場 所】 マグノリアホール
【講 師】 山木美術 副代表 山木英美利氏
【定 員】 定 員:60名 ※定員になり次第受付終了
【受 付】 2022年9月21日(水)10時より先着順
(阪急文化財団友の会員:9月20日(火)まで先行予約予約受付中)
【料 金】 無料、ただし展覧会観覧券が必要

※情勢により中止、変更する場合もあります。
※詳細はこちらをご覧ください。
アクセス 阪急電鉄宝塚線 池田駅から北東へ徒歩約10分、詳細はこちら
主催 公益財団法人阪急文化財団
お問い合わせ 公益財団法人阪急文化財団 逸翁美術館
TEL 072-751-3865  FAX 072-751-2427