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2015春季展【特別展】 「器を楽しむ ~逸翁の茶懐石~」

 世界には様々な食文化が存在します。近年、欧米化が進む世界の食生活の中で、野菜や魚介類を使った低カロリーな日本食は、「和食」として注目を浴びるようになりました。折しも2013年、世界無形文化遺産に登録された「和食」は、世界に誇る日本の食文化と言えるでしょう。
 この「和食」に、日本流の「おもてなしの心」を加えた日本料理の極地とも言えるものに、「懐石(料理)」があります。本来は茶の湯の席において、濃茶とそれに続く薄茶を味わうために供される食事のことを指し、特に「茶懐石」と呼ばれて、正式なお茶事の席には欠かせない要素です。

 逸翁はこの茶懐石に、「和食」だけでなく、当時一般家庭にそれほど普及していなかった「洋食」をも取り入れ、西洋の器を積極的に用いた先駆者の一人です。愛用の懐石の器に合わせて、時代とともに変遷する逸翁の茶懐石を紹介いたします。
 またこの展覧会では、湯木美術館の特別なご協力のもと、数々の貴重な作品をご出品いただきました。日本料理を芸術の域にまで高め、世界に広める礎となった料理人湯木貞一氏は、同時に一流の数寄者でもあり、現在その収集品の多くは湯木美術館へ収められています。逸翁との交流も深い、湯木氏ゆかりの懐石道具の取り合せを、合わせてご覧ください。
  

 
           赤絵双魚文平皿                      黒半月折敷     飛来一閑作
                                           利休形黒小丸椀
                                           銹絵絵替筒向付  尾形乾山作
  

【会  期】      411日(土)~67日(日)
           

【主な展示作品】  銹絵絵替筒向付 尾形乾山作
             赤絵双魚文平皿 北大路魯山人作
             志野八橋図鉢
             藍絵瓢形写瓶   他
            ※ 出展目録はこちら。 (PDF約1.8MB)
  

【講演会】      《和食文化の中の懐石》
             日 時  516日(土) 14時より
             講 師  熊倉功夫氏(静岡文化芸術大学学長)
             会 場  マグノリアホール(逸翁美術館内)
             ※入館者聴講無料・午前10時より座席券配布 先着120名
  

【ギャラリートーク】 5月23日(土)午後2時から担当学芸員による展示解説


【休 館 日】      毎週月曜日(但し5月4日、5日、6日は開館、5月7日は休館)
  

【開館時間】      午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  

【観覧料】       一般 800円 大・高生 500円 中・小生以下無料
             シニア(65歳以上)600円

  
【主 催】        公益財団法人阪急文化財団、朝日新聞社
  

【企画協力】      公益財団法人湯木美術館
  

※お問い合わせ   公益財団法人阪急文化財団 逸翁美術館
              TEL 072-751-3865  FAX 072-751-2427