2014夏季展

「お話し美術館 ─ストーリーの場面を描く」

期間:2014年7月19日(土)~9月15日(月・祝)

説話や物語、そして和歌や俳句など、文学作品をもとにして描かれた絵画がたくさんあります。テレビや映画のなかった時代、物語の筋書きをもとに場面場面 を描いた絵巻や草子は、当時の人たちの目を楽しませた格好のメディアであったに違いありません。ストーリーをつなぐ様々なシーンの中には、時代を超えて描 き継がれたお馴染みの表情や仕草が、ひょっこりと顔をのぞかせます。主人公や脇役達の振る舞いによって共感を結ぶ、ストーリーテリングの絵画手法にご注目 ください。
tsuyudono-s
naraehon-s
会  期 2014年7月19日(土)~9月15日(月・祝)
主な展示品 露殿物語絵巻        江戸前期
奈良絵本「文正草子」   江戸初期
鉢の木図画賛       井原西鶴
牛若丸画賛         与謝蕪村
年中行事句画賛巻    呉春              他、約50点
ギャラリートーク 7月26日(土)、8月23日(土) 各日午後2時から担当学芸員による展示解説
講演会 《 露殿(つゆどの)の大冒険―近世初頭のミヤコを行く― 》
日 時 9月15日(月・祝) 午後2時~
講 師 大阪大学大学院教授 奥平俊六 氏
会 場 マグノリアホール(逸翁美術館内)
※入館者聴講無料・午前10時より座席券配布 先着120名
休館日 毎週月曜日(但し、月曜日が休日の時は翌日休館)
開館時間 午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
入館料 一般1,000円(小林一三記念館共通入館券)
シニア(65歳以上)の方700円、大・高生600円、中・小生以下無料
主 催 公益財団法人阪急文化財団
※お問い合わせ 公益財団法人阪急文化財団 逸翁美術館
TEL 072-751-3865  FAX 072-751-2427