逸翁美術館

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2019展示Ⅱ

阪急沿線むかし図絵 大正・昭和のゆめとまち

~池田文庫ポスターコレクションより~ 期間:2019年4月20日(土)~6月16日(日)

沿線行楽ポスター(1950年)
沿線行楽ポスター(1950年)

 桜や紅葉や初詣、祭りに歌劇にハイキング。阪急沿線には、暮らしをいろどる四季折々の楽しみがあふれています。テレビやインターネットがなかった時代、これらの情報を届ける主役は、駅や列車内のポスターでした。

 ポスターには、伝えたいメッセージが凝縮されています。見る人の心をとらえるために、デザインにもさまざまな工夫が施されました。「商業美術」と呼ばれたこれらの媒体は、時代を映す鏡ともいえるでしょう。ポスターからは、当時のまちの姿はもちろん、人々が描いたゆめさえも感じとることができます。

 今回の展覧会では、1910年の開業から高度成長の1960年代まで、阪急電鉄が制作した沿線行楽ポスターを中心に、他の印刷物や写真も取り合わせてご紹介します。むかしの阪急沿線は、どのように描かれていたのでしょうか。レトロでモダンでノスタルジック。懐かしいけど新しい、初めてなのに懐かしい、そんな不思議な体験もしていただけるかもしれません。

 2019年4月「池田文庫」は開館70周年を迎えます。池田文庫は阪急、宝塚歌劇、歌舞伎などの専門図書館であると同時に、沿線を舞台とするグラフィックの宝庫でもあります。これらを通じて、教科書には載らない身近な歴史や文化、現代につながる沿線の魅力を再発見してみてください。