逸翁美術館

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2019展示Ⅰ

西洋ちょこっとアンティーク ―1935年、小林一三の欧米旅行記から

期間:2019年1月19日(土)~3月31日(日)※2月25日(月)~3月1日(金)は展示替え休館

 1910年代、箕面有馬電気軌道(阪急宝塚線)を開業し、宝塚少女歌劇(宝塚歌劇)の公演を始めた小林一三。1920年代には宝塚ホテル・阪急百貨店を開き、洋風の生活スタイルを関西にも広めた。そして1930年代、東京宝塚劇場や各地の映画館を次々に開場し、最新の娯楽で人々を楽しませていた。

 そんな「昭和モダン」の真っ只中、1935年、小林一三は初めて欧米へと外遊する。電車や歌劇など、大正時代、既に西洋の文化を自らの仕事の一部としていた一三であったが、実は自身では欧米の実状に触れた事が無かった。その1年間に及ぶアメリカからヨーロッパを巡る旅の途次、一三は各国の美術館・博物館を訪れ、また各地で様々な美術工芸品を買い入れている。陶磁やガラスの器、扇や手箱などの装飾品に至るまで、品目は多岐にわたる。ところがアール・デコなど同時代のモダンな製品よりも、むしろ歴史や伝統を感じさせるアンティークといえる品物に、一三は関心を持ったようだ。

 本展では、日々の旅行記とともに、外遊記念として持ち帰った品々を展示し、当時、小林一三が抱いていた西洋文化に対する想いをたどる。

展覧会チラシPDFはこちら

会期 1月19日(土)~3月31日(日)※ 期間中一部展示替えがあります。
休館日 毎週月曜日、ただし2月11日(月)開館、12日(火)休館
2月25日(月)~3月1日(金)は展示替えのため休館
開館時間 午前10時~午後5時(ただし入館受付は4時30分まで)
研究発表と座談会 1930年代における日本と西洋との美術交流

日時  3月3日(日)午前11時~午後5時

会場  逸翁美術館マグノリアホール

定員  120名

主催  美術史学会、公益財団法人阪急文化財団

内容

11:00~12:00(10:30開場)
展観説明「小林一三、1935年~1936年の欧米旅行について」
仙海義之(公益財団法人阪急文化財団 理事・館長)

13:00~14:00
基調講演「世界大戦のはざまで、1920~30年代の美術動向と日本」
岡 泰正(神戸市立小磯記念美術館・神戸ゆかりの美術館 館長)

14:00~15:00
研究発表「1920~30年代に渡仏した日本人画家たちの動向 ―荻須高徳を中心に―」
河合志穂(稲沢市荻須記念美術館 学芸員)

15:10~16:10
研究発表「美術と産業の境界線 ―近代日本陶磁器における欧州の役割―」
前﨑信也(京都女子大学 准教授)

16:15~17:00
座談会(講演者等による意見の交換)

 

・事前申し込み不要、聴講無料、要当日観覧券。美術史学会西支部大会との併催となります。

・各講演の開始時間までにご入場ください。ご入場の際は、開催当日の観覧券をマグノリアホール入口の係員にご呈示ください。

・お席は自由席となります。入れ替え制ではございません。聴講希望者多数の場合は、ご着席いただけない場合があります事を予めご了承願います。

・館内は飲食禁止です。ペットボトルはかばんにしまってください。アメやガム等もお断りします。(但し、お水はロビーでのみ可です。)
ギャラリートーク 2月9日(土)・3月23日(土)午後2時より 担当学芸員による展示解説
主な展示品 田園風景図 キャンバス、油彩 フランドル、18世紀
藍絵文字文(IHS)花入 デルフト(オランダ)、19世紀
色絵人物花果貼付飾壺 ポットシャペル(ドイツ)、19世紀
色絵金彩人物文内金泥ティーカップ 6客 ロシア
銀製花車形砂糖入 イギリス、19世紀
ガラスモール飾煙草箱 フランス

※目録はこちら(PDF977KB)
観覧料 一般 700円
大・高生 500円
中・小生以下無料
シニア(65歳以上)500円
アクセス 阪急電鉄宝塚線 池田駅から北東へ徒歩約10分、詳しくはこちらへ
主催 公益財団法人阪急文化財団
お問い合わせ 公益財団法人阪急文化財団 逸翁美術館
TEL 072-751-3865  FAX 072-751-2427