阪急文化財団ブログ

ドラマを見終えて・・

怒濤のブログ更新になっていますね。
それもこれもドラマ「経世済民の男 小林一三」のおかげなのですが、
皆さんは、昨日放送の後編もご覧いただけましたでしょうか?

私は少なくとも3回は泣いてしまったのですが、
皆さんはいかがでしたでしょうか。
どちらかというと前編が、成功するまでの、
色々とダメな部分を面白く描いていただけに、
後編のシリアスな展開がより輝きましたよね。

個人的にグッときたポイントを書きますと、
1)宝塚大劇場で「モン・パリ」を見ながら久しぶりに岩下清周と再会し、
阪神との合併を持ちかけられた時のセリフです。
岩下さんの涙に、私も堪えきれませんでした。

実はこのシーンは、NHKホールで公開収録されていたシーンだったので、
私も現地で見学していました。
現役タカラジェンヌさんたちによる再現に見とれていた間に、
あんな感動的なシーンが撮影されていたなんて。

2)なんといっても長男冨佐雄さんとの病床でのシーンですね。
「約束」の話や、「自分も働きたいです」のやり取りに、
涙が溢れました。

皆さんの感動ポイントはどこでしたか?


見所シーンたくさんの小林一三ドラマは残念ながら終ってしまいましたが、
その生涯かけて集めた美術品が観られる展覧会「小林一三ワールド 逸翁の審美眼」は、
9月27日(日)まで開催しています。
是非ご来館ください♪

また、最後ドラマで東宝の忘年会でスピーチをしていましたが、
その東宝に関係する展示「小林一三ワールド 夢ひらく東宝」も、
小林一三の生涯や実際のロケ現場にもなった小林一三記念館でも、
「小林一三と野球」展を9月27日(日)まで開催しています。

三館合わせてご覧くださいませ。

(学芸員A)