NHKドラマ「経世済民の男 小林一三」のトリビア 第4弾
2015年09月17日
小林一三ドラマ・トリビア第4弾です。今回は後編からご紹介。 上司の岩下清周さんと一三さんの関係に、胸が熱くなった方もいらっしゃると思います。 神戸線開通に奔走する一三さんの心の内を代弁するものとして、 『歌劇十曲』という本が登場したのを覚えていらっしゃいますか? 一三さんを「おやっさん」と呼んでいた丸山さんが、 一三さんの妻コウさんに手渡した、あの本です。 これは実在の本で、一三さんが書いた宝塚少女歌劇の脚本集なのですが、 その序文として「此書を岩下清周翁に献ず」が掲載されているのです。 (版によって掲載されていないものもあります) もちろんこれも池田文庫の蔵書にあります。気になる方はぜひお越しください! ......と普通なら宣伝で終わるところをですね、現代はデジタル社会ですから、 国会図書館も大変素晴らしい仕事をされていまして、 何とこちらから自由にご覧いただくことができます! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 国立国会図書館デジタルコレクション ドラマ自体が一つの完成した作品ではありますが、 ドラマを通じて「小林一三」のいろいろを知っていただくのも、 私たちにとっては嬉しいことです。 (学芸員Y)