2012早春展「呉春の俳画と写生画 -特別公開 重文「白梅図屏風」-」開催中
2012年1月15日
昨日から、2012年早春展が開幕しました。
この展覧会では2年ぶりに、
呉春の代表作、重文の「白梅図屏風」を展示しています。
やっぱりこの屏風は素晴らしいですね。
堂々とした風格ある白梅図屏風は、
しばらく見ていても飽きることがありませんね。
2月4日に開催する、筑前琵琶上原まりさんのコンサートの際に、
白梅図屏風のケース内だけ明りをつける予定ですので、
また違った顔を見せてくれるのではないかと、私も期待しています。
→詳しくはこちら「筑前琵琶 上原まり 幽幻の世界 ~白梅図屏風とともに~」
その他の見どころは、呉春はその画風がどんどん変化していくのですが、
はじめ蕪村についていたころの南画風の絵、
洒脱味のある俳画、そして応挙と接近したころの写生画から四条派の画風へ。
この辺りの変遷がわかっていただけるのではないでしょうか。
呉春だけの作品の展覧会は当館でもあまり開催しませんし、
この機会にぜひ、ご覧ください♪