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第4幕「ひねもす蕪村 絵と俳句」始まりました!

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さて、本日10月28日(土)より、逸翁美術館開館60周年記念 第4幕「ひねもす蕪村 絵と俳句」展が始まりました。

与謝蕪村の単独の展示としてはおよそ14年ぶりです。

展覧会は4章構成になっていて、

1章・・蕪村の芭蕉への敬慕

2章・・蕪村の絵画

3章・・蕪村の俳句

4賞・・蕪村の俳画

となっています。蕪村は俳人でもあり画家でもありましたから、それぞれの世界でももちろん傑作を残していますが、やはり「俳画」は蕪村の「詩」「書」「画」が一体となって表わされた素晴らしい作品が多いことが特徴です。

逸翁は蕪村の作品を茶会で床に掛けており、それまで絵画作品を茶会で使用することは余り行われていなかったため、画期的なことでした。

逸翁は日記だけでなく、美術作品の購入記録もたくさん残してくれているため、実際は現在収蔵している作品よりも多く蕪村の作品を購入していたと思われます。何らかの事情で手放されたのだと思いますが、それだけに今回展示している蕪村作品は、逸翁にとって、とても思い入れの強い作品と言えるのではないでしょうか。

今回の展覧会タイトルは、蕪村の有名な俳句「春の海ひねもすのたりのたりかな」から取っています。のんびりとした気持ちで、逸翁も愛した蕪村作品を終日(ひねもす)楽しんでいただければと思います。

展覧会は12月17日(日)までです。

ぜひとも逸翁も愛した蕪村作品の魅力に触れにきてくださいね。

 

(学芸員A)