コンピュータライズ・カッティング・マシーン!
2015年4月22日
今日は展示に関するエトセトラをちょっとご紹介♪
小林一三記念館や池田文庫では、
ポスターや写真を展示することがありますが、
通常これらのものは「額」に入れて展示します。
で、額装のマストアイテムがこれ、マットです!
厚めの紙なのですが、これをくりぬいて「窓」をつくります。
この時、作品に影が映らないよう、45度の角度で切り抜きます。
ちょっと見にくいかもしれませんが…
そして、ガラスと作品の間に入れて、完成です。
マットの役割はいろいろあります。
1)作品を固定する
2)作品にガラスが直接触れないようにする
3)見栄えを良くする
など…展示の脇役ですが、実に働き者です。
で、この45度に切り抜くのが難しいのですが、
世の中には「マットカッター」というものがあって、
これでスパーッと切ることができます!
あらかじめ45度の角度で刃がついているものを定規にあてがって、
スイーッとスライドさせるだけ。コツをつかめばキレイに切れます。
しかしサイズが大きければ大きいほど難しくなります。
そんな時はこれ、Computerized Cutting Machineです!!
パソコンに数値を入力すると自動的にカットしてくれる
とってもありがたいマシーンなんです!
実はこのマシーン、財団所有のものではありませんでして、
先日お世話になった「昌和ガクブチ」さんのものです。
マシーンのすごさに感動して、思わず撮影させていただきました。
おそらくこれは、イタリアのVALIANI製と思われます。
キーボードをパパンとたたいてクリックするだけ、
あっっっという間に、めっちゃキレイに切ってくれます。
皆さんも、お家に額に入れて飾ってあるものはありませんか?
もしマットが入ってなければ、是非試してみてください♪
(Y)