• 資料名
  • 分類 役者絵
  • No. 中T020
  • 絵師 富雪
  • 上演年月日 嘉永01(1848)08月吉日 
  • 上演場所 角/大坂
  • 外題 口上(こうじょう)
  • 役者(役名)
  • 画題・画中文字 「乍憚口上 一 御町中様益御機嫌能珍重ニ奉存候。為随イ私シ義は。先年御当地ニて永らく御ヒイキに相成升た。其膝栗毛の駅馬に。引つゞゐたる御恵みも。旦那様方へ御目見へは。此度が三度目三度笠。横にかざして行すぎしを。名にの薄縁に引留られ。意馬真猿のちなみもあれば。真猿目前度御目見へが。一世一度のはれなれば。から尻馬に乗が来て。思ひがけなき往来て。八年ぶりの再会に。待と一声赤免馬は。馬の合たる其嬉しさ。猶大川へ橋蔵て。渡りに舟の悦びも。只御贔屓を鳥が鳴。東を立て音に声。梅の名による浪花津迄。多年工夫を仕り。始終算談いたしたる。五十三次駅々の。古跡奇談の抜書を。綴合たる御葛籠馬。くだらぬ口上幽霊と。猶化物の役は。猫の怪石鼠の妖術。引くりかゐるの邪法まで。凡お化の問屋場ほど。役の重荷の小駄荷馬。皆御ぞんじの鬼かげより。只御ヒイキの御蔭をば。希者は。江戸神田八丁堀当地面や弥二郎兵衛」
  • 判型・技法
  • 位置 01:01
  • 落款・印章 富雪画(印)
  • 摺師・彫師
  • 版元・発行人
  • 改印