次に来るもの-21世紀を迎えて-

¥ 1,320(税込)

阪急東宝グループの創始者、
小林一三翁が再び現在社会に問いかける事業アイデアとは、企業経営ヒントとは?

「大衆へのサービス」を中心に時勢をとらえた事業展開で「阪急東宝グループ」を創り上げていった小林一三翁。
翁が半世紀前に何を考え、次はどんな時代がやってくると予見していたのか、経済は文化は、国家のあるべき姿は…
そのとき翁は何を見つめ何を憂い、何を思っていたのか。
鋭い事業感覚戦前の日本を見つめていた翁が綴った『次に来るもの』
 目次
  旅塵
   太平洋行進曲
   船上素描
   マンゴーの味
   ハワイのよいところ
   上陸第一歩
   ハリウッドの名優と語る
   テンプル嬢との握手
   在米第二世へ
   国立三公園遊記
   アメリカ? ジレンマリカ?
   ベルリンオペラ便り
   「パリの花」を見る
   ハンガリー音楽笑話
  祖国を顧みて
   国旗の光
   丘を越えて
   ロンドン便り
   アースター夫人邸見物記
   フランス便り
   他山の石
   日本よ何処へ
   緊急動議
   若き人々へ
  欧米を視察して
   世界の百貨店
   演劇ところどころ
   演劇における次に来るもの
   世界の汽車に乗って
   世界における日本の美術
   欧米商都のスナップ
  私の夢物語
   次に来たるべき大東京
   東京を思う
   銀座繁盛記
   未来の喫茶店設計図
   三つの出来ない相談
   東洋夢の国日本の設計
   ユートピアを語る
  編集にあたって
308ページ 1999年12月10日発行
著者 小林一三