今回の展覧会では5つのテーマにわけ、茶人である小林一三(逸翁)を取り上げます。5つのテーマは、それぞれ、「茶道との出会い」「逸翁の茶懐石」「逸翁と茶友」「逸翁の茶道観」「逸翁の愛した茶道具」とし、テーマで展示することによって、逸翁が茶の湯において独自の世界を創り上げる過程を見ていただけるようにしたものです。
昭和の大茶人の1人である、逸翁の茶の湯の世界をご覧いただきます。
新・逸翁美術館開館記念特別展
「茶人 逸翁 -茶の湯文化と小林一三-」
期間:2009年10月4日(日)~11月29日(日)会期 | 10月4日(日)~11月29日(日) |
---|---|
開館時間 | 午前10時~午後5時(入館受付は16時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし、祝日の場合開館、翌火曜日休館) |
入館料 | 一般 1000円 大・高生 600円 中学生以下無料 ※団体割引は20名様以上 |
講演会 | 10月17日(土) 「近代数寄者としての小林一三」 林原美術館長 熊倉功夫氏 11月21日(土) 「好み道具よりみた逸翁の茶風」 武庫川女子大学名誉教授 森川惠昭氏 ※両日とも、午後2時より。入館者は無料で聴講いただけます。 当日、午後1時より座席券配布(先着120名様) |
主な出品作品 | ・重要文化財「佐竹本三十六歌仙切 藤原高光」 伝藤原信実画 伝後京極良経詞書 ・「石山切」 伝藤原公任筆 ・「消息 細川幽斎宛」 千利休筆 ・「桃林騎馬図」 与謝蕪村筆 ・青花高砂花入 ・寄合茶杓 如心斎銘「淀舟」 逸翁追銘「乗合船」 千利休・千少庵・千宗旦・久田宗全・如心斎作 ・龍田川文向付 尾形乾山作 ほか多数 ※会期中一部展示替があります。 |
その他 | 毎週土・日・祝日に、館内の茶室「即心庵」にて、 午前11時~午後3時までお抹茶をお楽しみいただけます。(1服500円) |