阪急文化財団ブログ

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展示替作業

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ちょっとお久しぶりのブログ更新になりました(>_<)

5日で展覧会が終了したため、今週は展示替のため休館しております。展示替というとよく聞くけど、どういうことをしているのかな?と思われるかもしれませんが、実はこんなことをしています、ということを少しご紹介します。

まず、展示替の前には記録写真を撮影しておきます。どんな展覧会だったのかを後から映像で補完するためです。

で、写真の様にまず前編で展示していた茶碗を片付けていきます。この時最も気を付けないといけないのは作品を間違えて直さないことです。当たり前なのですがとても大事なことです。

この時に展示している作品に異常が見られないかコンディションもチェックします!今回は焼き物なのでそこまで神経質にはならなくてもいいのですが、日本画や漆器などの場合はここでのチェックはとても大切です。

間違いなく箱に収めて片付けたら、次に出す展示作品を並べる作業です。前編と同じ数の茶碗を出しますが、並べ方が違うので展示台を右へ左へ移動して、位置調整をします。

下のツイートはこの辺りの作業をしている時のものですね(笑)

並べたら、キャプションを貼ってもらわないといけないので、作品を間違えないように貼っていきます。

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そして実際に業者さんにキャプションを貼付けていただきます。

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貼付けられるとやはり展覧会という雰囲気が高まりますね!写真の右下辺りにまだ設置されていない「碗ポイント」パネルがありますね(笑)

キャプションの貼付け位置によって微調整しないといけないので、この後設置して、茶碗の正面なども確認して出来上がりです!

ざっくりですが、展示替え作業はどういう風に進むのかをご紹介しました。

無事展示替え作業も終了したので、11日(土)の後編開館を待つばかりです!前編から総替えしていますので、1度見に来ていただいた方も是非お越し下さい。展覧会の内容はまたご紹介しますね。

 

(学芸員A)

梅田でチェック!

運が良ければ見れるかもしれない春夏展のサイネージ広告が現在梅田の各所で放映されています。

・阪急電車2階・3階改札出てすぐの柱

・阪急電車2階改札口を出てJRへの乗り換え通路

・阪急百貨店前

・阪急電車2階改札口から出て、1階コンコース付近

 

ここに春夏展「茶碗抄 -茶碗を楽しむ10の法則―」のサイネージ広告が出ています。

 

こんな感じですね♪

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このショットを抑えるために、ちょっと不審者状態になりながら待つこと数分、すぐに見ることができたところから15分経っても全然映ってくれないところまでありました(笑)

財団職員もほとんどみたことがないという広告ですが、もし目についた時には少しだけ足を止めて見ていただけたら嬉しいです。

(学芸員A)

白梅館をリニューアルしました

小林一三記念館には展示をしている施設が2つあり、
それぞれ、小林一三の旧邸である「雅俗山荘」と後に建てられた別館である「白梅館」です。

雅俗山荘の2階展示も先だってリニューアルしましたが、
このたび白梅館の内部もリニューアルしましたのでご紹介します。

こちらがリニューアル前の様子です。

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こちらが今回のリニューアル後

Hisilicon K3
Hisilicon K3

かなり印象が変わったのではないでしょうか。

Hisilicon K3

私も昨日しみじみと見てきましたが、宝塚新温泉の全景図や箕面動物園の園内図など、細かいところを見ていくと本当に楽しいです。
是非、美術館と合わせてお越しくださいね。

美術館の展示、「茶碗抄 ―茶碗を楽しむ10の法則―」の前編は6月5日(日)までです。
(後編は6月11日~8月7日までです)

(学芸員A)

春夏展「茶碗抄 -茶碗を楽しむ10の法則-」開幕しました!

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本日9日から春夏展「茶碗抄 -茶碗を楽しむ10の法則-」が開幕しました。
この展示は8月9日まで開催しますが、期間が長いので前編と後編の2回に分けています。

いつもとちょっと違うのは、この展示が前編と後編で全部展示品を入れ替えることです!
前編で出た茶碗は1つたりとも後編にはでません。

しかも、項目がそれぞれ全然違うので、前編で出たジャンルは後編では見ることが出来ないのです。
ですから、今回の展覧会は是非とも2回見て頂きたい、そんな展示になっています。

前編をご覧いただいた際にお渡しする入館チケットを忘れずに後編で持参いただくと、
100円割引もあってお得ですので、是非両方ともお見逃しなく!

前編でご覧いただけるのは、
・唐物茶碗(赤絵・染付以外)
・高麗茶碗
・志野・黄瀬戸・瀬戸黒・織部の美濃焼
・黒樂
・京焼
・茶人の手造茶碗
以上となっています。

是非、あなたのお気に入りの一碗を探しに来てみて下さい!

春夏展前編ビジュアル公開

4月9日から始まる予定の春夏展前編のチラシが出来上がってきました。

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シンプルに茶碗そのものがよくわかるように!とのオーダーで作ってもらいました。
春季展のタイトルは「茶碗抄 -茶碗を楽しむ10の法則-」です。

ライトノベルみたいな副題がついていると課内でも話題になりましたが、
気軽に楽しんで頂きたいとの担当者の思いからです。

茶碗というと、どうしても茶道具のイメージが強く、
とっつきにくい、難しい、そんな印象を持たれる方も多いかもしれません。
もちろん、茶碗にとって茶道具との関わりは切っても切りはなせませんから、
そこから生れてくる茶碗の愉しさなどもあります。

ただ今回の展覧会では、それだけではない茶碗の魅力について、
「こういうところを見るのも楽しいですよ」「こんな見方もあるんですよ」
といった事などをお伝え出来るような、そんな展覧会に出来ればと思っています。
(現在、必死で原稿と格闘しています・・)

また、この春夏展は、
前編が4月9日から6月5日、後編が6月11日から8月7日までと長丁場になっています。
前編後編ともちろん展示替えを行いますが、
いつもの展示替えでは、一部分を変更する、という形が当館の場合は多いです。

ところが!今回の展覧会では、前編後編で「全て」の作品を入れ替えます。
総点数140点もの茶碗を一挙に見ることが出来る展覧会です。

是非お楽しみに!

(学芸員A)

2月20日講演会「明治の歌舞伎と散切物の風俗」

いよいよ来週に迫りました講演会のご案内です。

逸翁美術館2016早春展
「歌舞伎絵看板展 -文明開化の音がする-」
の関連イベントとして2月20日(土)2時より、

「明治の歌舞伎と散切物の風俗」

と題した講演会を開催します。

講師は明治大学の神山彰先生です。

先生は歌舞伎はもちろん近代日本演劇の専門家で、
演劇史を問い直す数々のご著書を出されています。

現在展示中の絵看板に描かれている新しい歌舞伎
(=散切物)について研究されているのはもちろん、
実際の散切物の上演にも携わっていらっしゃいます。

講演会はちょっと…と二の足を踏む方も
いらっしゃるかもしれません。でも大丈夫です!

歯切れの良い(歯に衣着せない?)トークが先生の魅力の一つです。
おもしろくてためになる、展示品が2倍も3倍も味わえる
お話が伺えるものと、私も楽しみにしている一人なのです。

ぜひ、お気軽に、お立ち寄りください!

お席は当日10時から先着順で承ります。
展覧会のチケットで、無料でお聴きいただけます。
(「阪急文化財団友の会」の方は事前予約受付中です)

(学芸員Y)

歌舞伎絵看板展の開幕まであと7日!

16日から開催する予定の早春展「歌舞伎絵看板展 -文明開化の音がする-」
の開幕まで、早いものであと1週間になりました。

・・・・現在展示室内は準備で大わらわです。

展示室内は、いつもと違う賑やかでお祭のような雰囲気になっています!
歌舞伎絵看板の中には、様々な「文明開化」の姿が描かれています。
じっくり見てみると、山高帽をかぶった人がいたり、
革靴やこうもり傘、懐中時計などを発見することが出来るはずです。
西洋の文化が流れこんでくるハイカラな時代が描かれた絵看板は必見です。

絵看板「弁天娘毒婦小説」明治28年(1895)1月 大阪 中劇場            絵看板「弁天娘毒婦小説」明治28年(1895)1月 大阪 中劇場

 

現小林一三記念館で美術館として開館していた時代には、
過去に何度か池田文庫所蔵の役者絵展を開催したことがあるのですが、
現在の場所に移ってからは初めてになります。

いつもと違う逸翁美術館の展示をお楽しみに!
では作業に行ってきます!

(学芸員A)

「金銅仏きらきらし」展に出ています!

先週、秋季展「秀吉の時代」が無事終わりました。
お越し頂いた皆さま、ありがとうございました。

さて現在、逸翁美術館の収蔵品3点が、
大阪大学総合学術博物館で開催中の
「金銅仏きらきらし いにしえの技法にせまる」展
に出品されています。

金銅仏42点の展示のほか、制作技法の紹介や、
「蛍光X線分析」による成分分析をまとめた図録もあり、
この分析方法が金銅仏研究等に与える意義や課題も
知ることができる、とても充実した展覧会でした。

2015年12月22日まで開催とのことですので、
ぜひ足を運んでみてくださいね。

ちなみに場所は、逸翁美術館からわずか3kmほどで、
おとなりの阪急石橋駅が最寄り駅です。
小林一三記念館や池田文庫とのハシゴも可能です♪

ワニ

写真は博物館エントランスの壁をはう、マチカネワニ。
他の常設展も見どころ満載です。

(学芸員Y)

ホンモノの秀吉が見られるのも後4日

ただいま開催中の「秀吉の時代 ―桃山美術の光と影―」展は、
残すところ後4日となりました。

展覧会は10月から開始したのにあっという間に12月、師走です。
ほんと時間がたつのは早いですね。
そろそろ年賀状を用意したり、大掃除をしたり、
新しい年を迎える準備をじわじわとする時期です。

師走という落着かない時期ではありますが、
現在展示中の重要文化財「豊臣秀吉画稿」のホンモノを見ることが出来るのも後4日しかありません。
この機会を逃すと、次に見ることが出来るのは・・・

はっきりとはわかりません!
展覧会は13日の午後4時30分までご入館いただけ、午後5時までご覧頂けます。
是非、この機会に、お見逃し無くご覧ください!

(学芸員A)

秋季展「秀吉の時代 ー桃山美術の光と影-」開催中です

10月10日(土)から、秋季展「秀吉の時代 -桃山美術の光と影-」が開幕しています。

この展覧会は、久しぶりに重要文化財「豊臣秀吉画像」が展示されています。
よくテレビや歴史の教科書でも登場する、
秀吉と言えば?という時にすぐにイメージとして浮かんでくる秀吉像は、
当館の秀吉像という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

秀吉

この秀吉像、よく使用されるのは、実は顔回りだけなことが多いので、
全体像を見たことがある、という方はもしかしたら少ないかもしれませんね。

また、よく作品をみていただくと、いわゆるバストアップといわれる部分と、
それ以外の部分の描き方に大きな差があることがわかりますか?

顔部分は非常に丁寧に描かれているのですが、
それとは対照的に胸より下はかなり雑に描かれていますし、
衣装なども飾り気がなく、上畳にも乗っていません。

この絵の顔の部分は「紙形」と呼ばれる別の紙を貼り付けてあります。
そして下の部分には「これがよくに申よしきい(貴意)にて候」と書かれています。
これにより、何枚か描かれた秀吉像の下絵の中から、
最も似ているものとして選ばれたのがこの図であることがわかります。
つまり、この作品は画稿、下図ということになります。

テレビや本などで顔はよく見るけど全体を見たことがない、
あの秀吉を見たい!そんな人は是非、12月13日まで開催中の本展にご来場ください!

もちろん、秀吉以外にも、桃山時代の光と影を象徴する作品を展示しています。
この機会にお見逃し無く♪

(学芸員A)