お知らせ

2021年度展示予定について

2021年4月~2022年3月 展示予定

2021年4月から2022年3月までの展覧会予定は次の通りです。

(変更になることがありますので、必ず最新の情報をご確認ください。)

2021展示Ⅱ 「阪急沿線メモリーズ 懐かしき1970〜80年代の世界」

会期:4月10日(土)~6月20日(日)   

2019年に開催した展覧会「阪急沿線むかし図絵 大正・昭和のゆめとまち ~池田文庫ポスターコレクションより~」の続編として、昭和後期、主に1970〜80年代の阪急沿線風景を紹介します。

EXPO'70、ポートピア'81、梅田エリア総合開発、宝塚歌劇ベルばらブーム、ブレーブス日本シリーズ三連覇など、阪急沿線ではこの時代、社会現象というべき空前の出来事が続きました。一方、日常的な生活空間においても、テニス、スイミング、ボウリング、フィットネスなど、新しいレクリエーションが身近になりました。駅ビルが次々と生まれ、ショッピングの楽しみも増えました。宝塚ファミリーランドにはいつも歓声がこだましていました。

今回展示するのは、当時のポスター、イラスト、絵画、原画、写真、映像などです。憧れのファッション、夢中になったアイテム、“逆に新鮮”といえるデザインがここかしこにあふれ、熱狂的な時代のムードもにじみ出ています。新型コロナとともに生きる現代の私たちにとっては、あの時代を体験したか否かにかかわらず、まるで別世界のように映るかもしれません。近年再評価の機運が高まる1970〜80年代の文化に今こそ触れてみませんか。

 

2021展示Ⅲ 「待ってました!時代をつなぐかぶき者 市川團十郎展」(仮)

会期: 7月10日(土)~9月12日(日)

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コロナ禍で、当代市川海老蔵丈の十三代目市川團十郎白猿襲名披露公演が待たれる中、代々の團十郎を役者絵で紹介します。日本のお土産にされる「KABUKI」グッズの多くが荒事。この荒事の創始者が初世團十郎です。以来、代々が斬新な芸を生み、家の芸としてつなぎ、市川宗家として歌舞伎を牽引しながら、350年もの間人気を誇ってきました。その芸は江戸の花と讃えられます。中でも、歌舞伎十八番を制定した七世、美貌で人気を誇った八世、劇聖と謳われた九世の功績は大きく、この三人を中心に、江戸歌舞伎を堪能していただきます。

 

2021展示Ⅳ 特別展 「幻の天才画家 鈴木華邨展   -甦る花鳥風月の世界-」

会期:10月9日(土)~12月12日(日)

 

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鈴木華邨(1860~1919)は、明治から大正にかけて活躍した日本画家です。絵をはじめは狩野派中島亨斎に学び、のちに亨斎の世話で菊池容斎に師事しました。その後、様々な画派に私淑し研鑽に励んだこともあり、狩野派・文人画・円山四条派などの影響を受けた画を残しています。この中でも華邨の画風として代表的なものは円山四条派で、洒脱味があり、巧緻な写実性、四季感を生かした瀟洒な画風に特徴があります。その他にも挿絵画家としてだけでなく、明治33年(1900)のパリ万国博覧会に出品し銅牌を受賞するなど、ヨーロッパでも高く評価された画家の一人でしたが、現在は残念ながら忘れさられた画家となってしまいました。

 このたびは、若き小林一三が最も後援し愛好した鈴木華邨の作品を一堂に公開し、改めて幻の天才画家・鈴木華邨の画業を振り返ります。

華邨の描き出した花鳥風月の世界を追体験してください。

2022展示Ⅰ 「千家と十人の職方(マイスター)」(仮)

会期:1月15日(土)~3月13日(日)

 

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茶の湯を大成した千利休を祖とする千家は、その孫・宗旦の息子の代で三家に分かれ、三千家(表・裏・武者小路)として、現代へと利休の茶を伝えています。この千家に出入りし、家元の好み物や道具などを製作する十の職家が現れ、やがて千家十職と称されるようになりました。利休の茶の湯を体現した茶碗を焼いた樂家を筆頭に、大西家、中村家、奥村家、中川家、土田家、黒田家、飛来家、永樂家、駒沢家が製作した茶道具類は、茶人の憧れとなっていきました。今回は、三千家歴代の家元と、十人の職方の手になる茶道具を、逸翁のコレクションからご覧いただきます。