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7月15日と言えば・・・

本日は中元です。
最近ではお世話になった方に贈るお中元も少なくなってきているようですね。
皆さんは贈られましたでしょうか。

また、今日は7月15日ですが、大正2年の7月15日といえば、
宝塚歌劇団の前身である、宝塚唱歌隊が発足した記念すべき日となっています。

ところで、ここ数日、今までが嘘のように日本中が暑くなってきました。
まだまだ身体がこの暑さに慣れていませんから毎日熱中症になってしまう方がいるようです。

屋外は元より、屋内でも熱中症の危険はありますので、
クーラーを無理して我慢せずに、適宜利用して、水分をちゃんと摂るようにしましょうね!

この暑さはどうやら日本列島に近づいてきている台風11号の影響もあるようです。
この台風11号ですが、西日本を縦断する可能性が高まってきています。
該当地域に近い方は充分注意を払って台風に備えましょう。

当館でも台風の進路によっては、臨時休館などになる場合もあります。
その場合はホームページで告知させていただきますので、
どうぞご注意くださいませ。

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写真は、現在開催中の夏季展「小林一三ワールド 逸翁の審美眼」に出品中の、
「黒織部菫文茶碗」です。
この茶碗は織部茶碗の中でも名碗の一つですが、
逸翁はその前面に描かれている花文を「菫」の花と見て、
自身の創設した宝塚歌劇団の愛唱歌「すみれの花咲く頃」に因んでとても大事にしていました。
この様な逸翁愛蔵の美術品を展示しておりますので、
暑さに負けずに是非ともお出かけください♪

友の会講座「源氏物語の遊び」(7月24日)

2015年度第2回友の会講座をご案内いたします。

日時 2015年7月24日(金)14:00~
場所 逸翁美術館マグノリアホール
演題 「源氏物語の遊び」
講師 伊井春樹(阪急文化財団館長)

内容
平安時代は、どのような遊びがあったのでしょうか。
優雅ながら退屈な日々を過ごしていたのではないかと思いたくなるのですが、
「遊びをせんとや生まれけむ、戯(たはぶ)れせんとや生まれけむ」(『梁塵秘抄』)とも歌われますように、
さまざまな遊びがあり、楽しみにふけってもいたようです。
女性たちはもっぱら室内の遊びに心奪われ、競い合いもしていました。

ここでは『源氏物語』の絵合(えあわせ)と、女楽(おんながく)を取り上げ、
その遊びが物語の展開においてどのような意義を持ち、
構想にもかかわったのかを考えてみることにしましょう。

阪急文化財団友の会では会員の皆様を対象に、様々なイベントを開催しています。
友の会講座は年4回開催しております(無料)。

「会員ではないけれど聴いてみたい」という方は、
この機会にぜひ阪急文化財団友の会入会をご検討ください!

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夏季展「小林一三ワールド 逸翁の審美眼」本日より開館です!

本日4日より、逸翁美術館夏季展「小林一三ワールド 逸翁の審美眼」という展示が開催しました。

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「審美眼」とは簡単にいうと、「美」を的確に見極める力のことをいいます。
逸翁美術館の収蔵品はそのほとんどが小林一三が自身の「審美眼」によって選ばれた美術品です。
その中より、今回は2章にわけて、
第1章を【名品から見る逸翁の審美眼】、第2章を【逸翁の「見立て」「好み」「自作」】、
というテーマで展示を行っています。

第1章では、伝統的に名品として名高い物を、
うってかわって第2章では、その名品を見抜く審美眼が、
どの様にして自身の「見立て」「好み」「自作」に役立っていったのかをご紹介します!

第1章の名品コーナーでは、墨蹟、古筆、蕪村、呉春、長沢蘆雪などの掛軸の他、
茶道具の名品などを展示しており、こちらは前期後期でほぼ入替を行います!

第2章では、逸翁らしい華やかさが見える作品を展示しています。
中でも今回の展示の大きな特徴としては、「更紗」です。
展覧会ポスターでも更紗裂を使っていますが、展示室内でも更紗風のプリント装飾や、
実際に逸翁が収集した更紗裂をご覧いただけるように展示しています。

少しだけご紹介すると・・・

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このような作品たちです。
更紗裂を展示する事はとても珍しいので、この機会に是非ともご覧ください!

それ以外にも楽しんでいただける作品を多数展示しています。
どうぞ夏の暑さに負けずにご来館お待ちしております!

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夏季展「小林一三ワールド 逸翁の審美眼」 
(前期) 開催中~8月9日(日)
(後期) 8月22日(土)~9月27日(日)

※8月10日~8月21日は展示替えのため休館していますのでご注意ください!

NHKドラマ、 「放送90年ドラマ 『経世済民の男』 小林一三」情報第4段

先日、雅俗山荘で9月5日(土)・12日(土)に放送予定のNHKドラマ、
「放送90年ドラマ 『経世済民の男』 小林一三」の収録が行われました。

実際に生活されていた雅俗山荘を使っての撮影ですので、NHKさんが当時の様子を再現されており、とても楽しく拝見しました。

少しだけ撮影風景をご紹介すると、
例えば、書斎は今にも逸翁さんがそこにいそうな状態にセッティングされました。

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書き損じたのかクシャクシャになった紙などもあってリアリティがありますよね。
撮影が終ってもこのままにしてくれたらいいのに、と言っていたほどです(笑)

実はこの雅俗山荘での撮影には、実際に逸翁さんが収集した美術品も少しだけですが登場しています。
どのシーンに登場するか、探してみてくださいね。

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こちらは、玄関前での撮影の様子です。
主演の阿部サダヲさんの後ろ姿が中央にあって、その奥にも人影が見えますね。

茶室「即庵」での撮影もありました。

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同じシーンでも色々な角度から撮影があるので、役者の方々も撮影スタッフの方々も大変ですね。
私は撮影に使用した美術品の管理もあり、特等席で見学させていただきました。
今から放送日が本当に待ち遠しいです!

友の会講座 開催!

本日(6月19日)「友の会講座」を開催しました。
テーマは「源氏物語の花」で、館長伊井春樹がお届けしました。
多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました!

次回の講座は以下のとおり予定しています。

日時 2015年7月24日(金)14:00~
場所 逸翁美術館マグノリアホール
演題 「源氏物語の遊び」
講師 伊井春樹(阪急文化財団館長)

阪急文化財団友の会では会員の皆様を対象に、様々なイベントを開催しています。
友の会講座は年4回開催しております(無料)。

「会員ではないけれど聴いてみたい」という方は、
この機会にぜひ阪急文化財団友の会入会をご検討ください!

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乙女文楽 吉田光華さん登場!

ブログ乙女文楽

マグノリアホールでは、5月9日(土)に吉田光華さんの「乙女文楽」公演があります!
ところで「乙女文楽」をご存知でしょうか?
「文楽」は、一体のお人形を、頭(かしら)と右手、左手、足と男性の人形遣いさんが三人がかりで操られます。

それに対して、「乙女文楽」は一人の女性が一体のお人形を操ります。
写真で光華さんの頭とお人形の頭が繋がっているのが見えますね。
お人形の足は、光華さんの膝に繋がっていますので、人形遣いの動きがダイレクトに反映するわけです。
光華さんは幼い頃から日本舞踊を極めておられる方ですので、まさにお人形と一体となり、たおやかな舞が繰り広げられます。
三人遣いの文楽とは違った楽しみ方ができますよ!

そして、光華さんの乙女文楽は、義太夫はもちろん、長唄、地歌、現代邦楽、新内、そして西洋音楽!
果てしなく広いジャンルの「音」とのコラボレーションです。

和と洋の融合、これはまさに小林一三が創った宝塚歌劇と同じです。
さて、マグノリアホールではどんな「音」で舞ってくださるのでしょう???
解説もありますので、この機会に乙女文楽の魅力をぜひ体感してください!!

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「料理を楽しむ ~再現!逸翁の茶懐石~」第1弾「洋懐石」

このたび、春季展「器を楽しむ~逸翁の茶懐石~」に因んだイベント、
「料理を楽しむ ~再現!逸翁の茶懐石~」の第1弾イベントとして洋懐石の部が終了しました。

会場はこのたびのイベントに、とてもお世話になっている「宝塚ホテル」様です。

今回お借りした場所は東館5階のゴールドの間でしたが、
お部屋のすぐ横にチャペルがあるフロアで、
エレベーターを降りてすぐのフロアの床に
「実は隠しハートがあるんですよ!」と教えてもらって合間に探してみましたが、
5つあるうち、4つしかみつかりませんでした・・・
見付けたら幸せになれるそうなんですけど、なんとも悲しい結果に(笑)

そんなことは置いておいて、
まず料理を食べて頂く前に、この度の展覧会の担当学芸員より、
逸翁の茶懐石がどのようなものだったのか、逸翁と洋食との関わりや、
宝塚ホテルの歴史や戦中に考案された「宝米」などのお話しをさせて頂きました。

また、続きまして今回お料理を再現頂きました、
宝塚ホテル総料理長の北浦様に、本日のメニューについてと、
実際に「宝米」を再現された際のご苦労話についてお話しいただいた後にいよいよお食事です。

宝米はじゃがいもを原料にして作られたものなので「米」ではないのですが、
再現するのが非常に手がかかるものなんです。
北浦総料理長に言われるまで、宝米を再現していただく発想がなかったので勿体ないことをしました。

また今度宝塚ホテルで再現されるそうですので、その際には是非召上がってみてください。
私も機会があれば是非食べてみたいな、と思っています。

食事前の風景はこんな感じです。

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(参加者の皆さまのお顔がわからないようにぼかし処理をしています)

メニューです。

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お料理はこのような感じです。

コンソメスープ

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彩サラダ
 
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ドレッシングに工夫していただいたとのこと。

メインの国産牛ミニステーキと鯛のフライ

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通常は和食で使用する器に盛り合わせて頂きました。
和と洋のコラボが素敵ですよね。

デザートのオペラ
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お皿に宝塚ホテルの外観の絵があるのがわかりますか?
実はこれチョコレートで書いてあるんです♪

デザートにお飲み物がついていました。
逸翁のメニューでは本来デザートはフルーツポンチだったのですが、
その際は食事の後にお茶があったので軽めの設定だったものを、
今回のイベントでは食事のみでしたので、少しボリュームを大事にしていただいたそうです。

どれも美味しそうですよね。
お食事の後には、参加者の皆さまから集めた質問を北浦様や、担当学芸員が答えるコーナーも行いました。

私のつたない司会で申訳なかったですが、
北浦様のお話しもとても面白く、
お見送りの際に参加者の皆さまから「面白かったです」「美味しかったです」との感想を頂き、ほっと一安心しております。

6月にはまた和懐石の再現イベントがありますので、
そちらも成功に向けて頑張りたいと思っています!

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春季展「器を愉しむ~逸翁の茶懐石~」は現在好評開催中です
~6月7日(日)まで

コンピュータライズ・カッティング・マシーン!

今日は展示に関するエトセトラをちょっとご紹介♪

小林一三記念館や池田文庫では、
ポスターや写真を展示することがありますが、
通常これらのものは「額」に入れて展示します。

で、額装のマストアイテムがこれ、マットです!

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厚めの紙なのですが、これをくりぬいて「窓」をつくります。

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この時、作品に影が映らないよう、45度の角度で切り抜きます。
ちょっと見にくいかもしれませんが…

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そして、ガラスと作品の間に入れて、完成です。

マットの役割はいろいろあります。

1)作品を固定する
2)作品にガラスが直接触れないようにする
3)見栄えを良くする

など…展示の脇役ですが、実に働き者です。

で、この45度に切り抜くのが難しいのですが、
世の中には「マットカッター」というものがあって、
これでスパーッと切ることができます!

あらかじめ45度の角度で刃がついているものを定規にあてがって、
スイーッとスライドさせるだけ。コツをつかめばキレイに切れます。

しかしサイズが大きければ大きいほど難しくなります。
そんな時はこれ、Computerized Cutting Machineです!!

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パソコンに数値を入力すると自動的にカットしてくれる
とってもありがたいマシーンなんです!

実はこのマシーン、財団所有のものではありませんでして、
先日お世話になった「昌和ガクブチ」さんのものです。

マシーンのすごさに感動して、思わず撮影させていただきました。
おそらくこれは、イタリアのVALIANI製と思われます。

キーボードをパパンとたたいてクリックするだけ、
あっっっという間に、めっちゃキレイに切ってくれます。

皆さんも、お家に額に入れて飾ってあるものはありませんか?
もしマットが入ってなければ、是非試してみてください♪

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NHKドラマ「小林一三 〜夢とそろばん〜」情報第3弾

NHKドラマ「小林一三 〜夢とそろばん〜」出演者の続報です。

小林一三の三男「米三」を演じるのは、中山義紘さんです。
http://ameblo.jp/patch-west/entry-12009536887.html

中山さんは、期待の若手俳優さんで、
朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』にも出演されていました。
ふ久と結婚した野球少年「諸岡」役ですね。

ABC「おはよう朝日 土曜日です」のレポーターもされています。

どんなふうに演じられるのか、楽しみですね!

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「小林一三と野球」展スタート!

早速ですがクイズです。
小林一三が入っているのは次のどれでしょう?

(1)宝塚歌劇の殿堂
(2)ロックの殿堂
(3)野球の殿堂

正解は……

(1)と(3)です!
(1)は創始者ですから言うまでもありませんが、
(3)は「意外」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

というわけで、小林一三記念館では「小林一三と野球」展を開催中です。
小林一三が球界の発展に果たした役割を、所蔵資料とパネル展でご紹介します。

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主役は、阪急沿線にあった豊中運動場・宝塚運動場・西宮球場の3つの球場です。
今はもうありませんが、かつてそこにはファンの歓声が響き渡っていました。

豊中では、最初の高校野球全国大会が誕生(1915年)し、
宝塚では、草創期のプロ野球チームが活躍(1924~29年)し、
西宮はご存知、阪急ブレーブス(1936~1988年)の拠点でした。

野球はスポーツであり、エンターテインメントです。
観衆に取り囲まれた球場は、さながら大劇場のようです。

試合展開を形容する言葉に「ドラマティック」「劇的」等が
しばしば用いられるのも、そのことを物語っているようです。

沿線で野球事業を展開したのは、
娯楽や文化を愛し、大衆に提供し続けた小林一三だからこそ、
なのかもしれません。

小林一三記念館では、2011年にも野球展を開催しましたが、
今回は展示スペースを倍増し、歴史編とビジュアル編に分けて、
それぞれじっくりとご覧いただけるよう構成しました。

歴史編はパネル展で、上記3球場の誕生に焦点を当てます。
とくに豊中運動場については、初公開資料も含めて、
最新の調査の成果をご覧いただけます。

ビジュアル編では、戦前の貴重なプロ野球ポスターや、
懐かしのブレーブスグッズなどを展示しております。
(資料保護のため、会期中2度展示替えを行います)

小林一三の事業全体を紹介する常設展もございますので、
合わせてお楽しみいただければ幸いです。

(Y)